快児単独ライブ「千の線」 2003年12月21日 シアターD
電車音。「この電車は、いろんなコント経由いろんなとこ行きです。」
「当列車はドアに貼ってある指のマークのシールが、運転手の実写の指になっております。
左手の薬指に光るものがありますが、結婚してるかどうかはノーコメントとさせていただきます。」
「当列車は、最後尾の車両がシャア専用車両となっております。女性の方は興味ないなんていわないで
男性のガンダムトークに付き合ってあげてください。」
「今朝、私がめざましテレビの占いを見てきたところ、最下位で“大勢の人をトラブルにまきこみそう”と
言っていた事を予めお伝えしておきます。」
「次はオープニング映像、オープニング映像でございます。」
VTR・オープニング映像。電車。女子高校生姿の快児。線。
「隣の枝」
隣の家の木の枝が私宅へと伸びていると不満を訴える男。ついでにいろんな不満を訴える。
そのうち隣の木は元々自分のうちの木で友達だったと言い出す男。
「卒業証書」。クラス全員がソメイヨシノという苗字のため、特徴をつけて名前を呼ぶ。
「フラスクを配ることでしか、人とのコミュニケーションがはかれないソメイヨシノ」
「マニフェストを工場制手工業のことかと思っていたソメイヨシノ」
「勇者という職業につきたいので、今なり方を探しているソメイヨシノ」
「鉄拳を聖飢魔IIのメンバーだと思っているソメイヨシノ」
「佐川急便の飛脚に触れて幸運をつかんだと思った瞬間、内輪差に巻き込まれたソメイヨシノ」
「ゆき姉の手術」。ヤンキーっぽい青年。ユキ姉の手術結果を医者に問うが、医師は答えない。
詰めより、手術室に飛び込む。すると白い布をかけられたユキ姉が…
「一緒に族抜けようって言ったじゃねーかよ!俺、頑張ったんだぜ。ビーバップ全巻捨てて
かりあげ君買ったんだぜ!」
「俺がオザケンやるから、姉さん、スチャダラやってくれよぉー」
音ネタ・修学旅行の夜。話題はもちろん好きな人。…しかし、好きな…落語家。
好きなモンゴル人は「ジンギス・カーン?俺はドルゴルスレン・ダグワドルジ…朝青龍」
「おまえ好きな人だれ?…ソメイヨシノじゃわからんねん」
「女子高校生面談」。成績が落ちている女子高校生の面談。将来のことを聞かれるとアイドルになりたい…と答える。
「就職か進学かっていうと…デビュー?」
何年か前のスマップコンサートで香取くんと目が合ったのに、自分からそらしてしまったことで人生変わってしまったと
悔やんでいる彼女はまた悔やむようなことはしたくない、と夢を追いかけることにしたようだ。
そして「Body
Feels
EXIT」を熱唱…。
12月25日
今日の朝起きたら、枕元にカルピスの詰め合わせがおいてあった。お歳暮?
12月31日
紅白歌合戦を見た。小林幸子の衣装は今年も豪華だったけど、靴だけプーマだった。
1月1日
おみくじをひいた。お父さんは「大吉」、お母さんは「末吉」、ぼくは「悲惨」
1月3日
書初めをした。クラス1ぶさいくなソメイヨシノが、アイドルと書いたので赤で訂正。
1月4日
初夢を見た。六甲山でガダルカナルがきゅうりをかじっていた。惜しい。
1月5日
もちつきをした。ぺったんぺったん。だんだん色が変わって、うまい!テッレーテテッレー。
1月7日
サザエさん3時間スペシャルを見た。来週のサザエさんは、わかめ干されるの1本です。
じゃんけんぽん!かぶしきかいしゃグリコ
「お歳暮爆弾」。エリートコースまっしぐらの男の家に送られてきたお歳暮は爆弾…?5分で爆発するらしい
爆弾を前に慌てふためき、青い線か赤い線を切るかで迷う。
「ライバル会社の人間とグルになってうちの社長を失脚に追い込もうとした!それ以外なにをしたというんだぁ〜」
…3.2.1。“ロクオンサセテイタダキマシタ。バクハツハコレカラダトオモッテイテクダサイ”
「社長への直訴」。
「あの男は何かを企んでいるんです!あの男が次期社長だなんて納得がいきません!」
「狼の腹が裂けておばあちゃんが出てきたらめでたしめでたしですか?胃液で溶けてる部分とかあるんじゃないんですか?」
「ルイージはいつのまにやせましたか?もうリセットを押さないできらなくても平気ですか?」
「20歳になって紫の鏡という言葉を覚えてたら死にますか?だったら、今思い出させてしまったから、ここにいる
18.9の人たちはバッタバタしにますか?」
「自分が手を下さずにアイツを殺す方法を思いついた。社長、総務の田中って盗聴マニアでしたよね?」
「ファミコン」。勇者と大魔王。闘いの場面。
「大魔王の攻撃!大魔王は地震を起こした。しかし“(勇者)あれ?今地震起こった?トラック通った?どっち?”」
「イテツーク!!!“(大魔王)おまえの両親から、おまえの血液型ってありえないんだぜ?”」
VTR「接続詞」
「しかし」
“彼女はとてもかわいらしい。しかしカメ虫の匂いがする。”
“たしかにチャーミーグリーンを使っている。しかし、あなたと手をつなぐつもりはない。”
「しかも」
“あと1分で終電に乗らなければならない。しかも大江戸線に。”
「だから」
“彼女はカメ虫の匂いがする。だから愛してる。”
“「俺さーオレンジレンジがインディーズのころから目をつけてたんだよねー」だから?なに”
「そして」
“おじいさんは山に芝刈りに、おばあさんは川に洗濯にいった。そして消息をたった。”
“まずジャージに着替える。そして、体操の体形にひらけ!”
「世界的な指揮者」。家庭の離婚問題を抱える指揮者。
20年ぶりの同窓会の乾杯。いろんなソメイヨシノが再会。
大学教授、ピアノ教師、医者、冒険家、ソムリエ、国会議員…
「ソメイヨシノ、ソメイヨシノでございます!わが党の掲げるマニファクチャーは…」
ユキ姉を失ったソメイヨシノは極道の道に進むが…
「タマとったるわぁぁあ!!…ってここでいうたまはオンエアバトルで玉が欲しいとかそういうんじゃなくて…」
会社を辞めたソメイヨシノ、オーケストラの指揮者として活躍するソメイヨシノ、アイドルをやっていたソメイヨシノ、
勇者になれなかったソメイヨシノは…「オフ会には勇者の格好していけばいいですかぁ〜?」
行く先は全て「おそらく」「もしかして」「かもしれない」
もしもサラリーマンになったら
例えばワルの道に入ったとしたら
アイドルになったとして
自分はゲームの勇者になったとして
電車に揺られながら、そんなことを考えてみた
あ、また一駅通り過ぎてしまった
挨拶。
以上、快児単独ライブ終了。