劇団テアトルジュンヌ「アンチモラル・カタルシス」 2003年12月19日 立教大学ウィリアムズホール

初の大学演劇鑑賞に誘われて行ってみました。
大学演劇にどこまで期待していいのか、プロの演じ手としてのモノ作りを期待していいのか。
アンケートはいつものように酷評を書いてもいいのか(笑)悩みつつ会場へ。

…ここから先、箇条書きに想ったことを書き連ねていくことにしましたが
決して面白くなかったというわけではない、ということを先に書いておきます。
将来有望。…な人もいると想う(笑)。
他の作品も見てみたい。…と想う気持ちもちょっとだけある。

アンチ【anti】
モラル【moral】
カタルシス【Katharsis】
というタイトルの説明がパンフレットには書いてありました。

バイオレンスでグロテスクな表現が劇中に出てくる、
“液体”が飛び散る恐れがあるので前方の方はビニールシートを広げてください。との事前説明。

真っ白な舞台セット、大学構内とは思えない照明機材、結構お金をかけていると思われるフライヤー。
…これらの出資はどこから?という思い。


そこで始まったものは、銃声と流血。観客に聴覚と視覚からの攻撃。
「死」「言葉」「心」…といった重々しいハズのキーワードが次々と飛び出す。軽く軽く。
目で見えるもの、耳で聞こえるものだけで届けて欲しくないものを、届けようとしてしまう…その虚無感。

作・演出:竹田みずき
演出助手:角川恵美

営業:加藤拓也
仕事屋:田口真衣
相棒:大泉英人

リーダー:鈴木尚子
人見知り:田子洋督
アホ:新玉大佑

マダム:新井桂子
秘書:印藤躍
メイド:にしむらあやこ
ボス:長谷川新

千恵美:フヂマリ
イケメン:鳥海順也

女子高生:鈴木茉莉絵
女子高生の父:森肇
女子高生の母:市野恭子

父と元同僚の記者:佐々木さりえ

銀行強盗犯:出井俊裕
元警察官:大島裕司

絵描き:小川崇之
助手:根本梨良

私が演劇好きだという風に思われている人も多いかもしれませんが、ものすごい偏食ならぬ偏劇なんです(笑)。
硬いお芝居を観た機会を数えたら、両手で足ります。あとは大声出して笑っても差し支えのないものばかり…
だめなんですよねぇ。硬いの観ちゃうと、そういうものを表現するに至った人間の心理とかを探ろうとしちゃって。
…ということで。今回のも物語に浸るどころか、探ることに一生懸命になっちゃいました。
芝居を作り上げていく間の、このサークルにおけるディスカッションというか飲み会の模様というか(笑)
そういうのまで頭に浮かび上がってきちゃって…。すいません。
それは脚本の問題なのか、演じ手の技量の問題なのか…「これってアドリブ?」くらいなナチュラルなリアル感を
求める私としては、もっと彼らの年代でこそ出来る(それが別な意味、コレかもしれないなぁ…)若いものを作って
(コレが若さゆえという言い方もまた逆にありか?(笑))経験のなさからくる技量不足とテーマの重さの溝を埋めても
良かったんじゃないんじゃないのかなぁ…と思ったりもしました。…だって、若いのにもったいないじゃん(笑)。

…なんて、そんな硬いことを考える必要こそないのか(笑)。
わかんない、どこまで本気なんだか…それが私の感想です。
…と想いながら、今、公式HP見たら「カルチャーのコラージュでしかないと言われる、80年世代のださい芝居である。」なんだって。
やっぱりわかんないままでよかったのかも(笑)。

私が私の目で見て信じられるもの。
それはそこにあった立教大学のクリスマスツリーが綺麗な輝きを放っていて、私はそれが好きだったということ。結局それかい。

Piper第4回本公演「スリー・テナーズ」 2003年10月18日 スペースゼロ

なんでも…ミュージカルの歌う必然性を問う作品とかって噂を聞きまして。
ミュージカルを苦手と言わせたら、タモリの次ぐらいの私ですから、これは行かねばと。
…いやいや、そんなことよりPiperなら、あんた無条件に観にいくでしょう?と誰しにもつっこまれそうな私。
4回目の公演です。前説?の金五郎さんが言っておりました。
Piperは活動6年で本公演が4回目だそうで、そのやる気と言ったら…(笑)
ちなみに。一部、前作品「ホセ中村ギャッフンボーイズ」とつながっているところもあるようです。
前作の役名と見比べてみるとわかります。つまり…今回の作品はエピソード1になる…ということでしょうか。


「親を失った哀れな3人の兄弟を群馬から博多の親戚の家まで送り届けて下さい。報酬は200万円(半金前払い)。」
…こんな募集広告を指名手配中の悪党男女2人組。

楽な仕事と思い引き受けてみれば「哀れな3人の兄弟」とはみな30過ぎの男共!
彼らは世間というものを知らされず、その歳になるまで豪邸の敷地内だけで生きてきたのだ。
死んだ彼らの母親は彼らに実に特殊な教育を行っていた。それは……「大事な事は歌で伝える」。
歌で言わなきゃまっすぐ歩くことすらしない史上最年長の子供達!
果たして無事に彼らを博多まで送り届ける事ができるのか?

…と、殆ど公式の宣伝文句をパクッてしまったことをここでお詫びいたします。


…つまりそういう内容です。その場の金を惜しんでDVDを予約してこなかったことが
悔やまれてならない年の瀬です。


作・演出:後藤ひろひと

長男・飯島左平衛:川下大洋
次男・飯島金五郎:後藤ひろひと
三男・飯島茂蔵:山内圭哉

飯島家執事・熊野前:内場勝則
茂蔵の婚約者・麗子:大路恵美

淳二:竹下宏太郎
彩華:楠見薫

遺産を狙う男・兵藤:原田修一


以下、ちょっとした事情で(笑)メモをとることさえ出来なかった私の覚書。
・大量のチラシの中に、歌詞カードが1枚。劇中歌の歌詞をわざわざ添えてくれるあたり親切。

・綺麗な顔してお嬢様役にお似合いな大路さん。だけどもそんじょそこらのお嬢さんじゃなかった。ネジ飛びまくり。
おいしい…おいしすぎるぜ…と、芸人でなくてもヒザをついてガクッと来たくなる、そんな麗子お嬢様語録+行動。
名前を聞かれれば、教えずに高らかにスキップしながら「おほほほほほほ〜。あててごら〜ん!」。
蟻を見つけたら「天罰!」と踏み潰す…。普通に運転しているかと思えば寝て夢を見ている。その夢も普通じゃない。
自動販売機で「家康」を買う夢。ちなみにこのお嬢様、名字は「芋宮殿」ということになったらしい。
つまり…あそこの家の子供かっ!
・内場さんは大阪の人に聞けば一発でわかる有名な人であるらしいが、私には吉本の人、くらいにしか知識がなかった。
が、さすがは新喜劇(笑)。笑いやす〜いテンポを生んでくれる。それでなくても爆笑してるのに。笑い過ぎて苦しいっての(笑)。

(ちなみに、この鑑賞日。私としては普段どおりにバカ笑いするのは憚られる状態だったので、こらえるので苦しかった(笑))
・相変わらず出てくる人間以外のかぶりもの小物系が、気色悪い(笑)。愛嬌ある小物だけど、だけど気色悪い(笑)。
・左平衛ちゃん(ちゃんが失礼ではなく、本当にそういう存在なのだ)は4ケタの九九が得意。でも、4ケタの九九は「クク」じゃない。
「クククク」だそうだ。ちなみに、9×9までの1ケタ掛け算は「く」と呼ぶらしい。「句」?

・茂蔵(山内)がなかなか出てこなくてヤキモキヤキモコモコモコしていた私ですが「びっくり箱どーん!!!!」と登場された時は
大満足でした(笑)。「どーん」だよ?「どーん」。「どーん」大好き。そして暴れん坊。髪の毛殆ど抜いちゃうやんちゃ坊主(笑)。
そんな茂蔵くんは鉄板より強いんだよ。
「茂蔵と鉄板どっちが強い?」
「僕やろ。」
・茂蔵曰く、金五郎は「
大好きな方の兄ちゃん!」…左平衛、少し切なくないか。(笑)
・初めての新幹線に乗り、新大阪駅で「新しい大阪だー」とはしゃいだり、車内アナウンスに「はいっ!はいっ!どういたしまして!」などと
元気一杯に応える茂蔵と左平衛兄弟が一番の笑いのツボでした。

・笑ってばかりかといえばそうでもなく、親子愛というか、母性愛というか、人生で大切なものとか、そんなテーマも押し付けがましくない
程度にポコリポコリと湧いている作品でした。特に母性愛が、楠見さん中心にうまい表現で伝えられているのを見ていて
「ひろひとぉぉぉぉお〜」と恐れ多くも、大王の肩をにやにやして後ろからどついてみたくもなりました。


以上。大変楽しかったPiper第4回公演でした。
あぁ、DVDを予約してこなかったことを心の底から悔やみ始めている…通販してよぉ……。

オフィス★怪人社本公演「狂恋デカダンス」 2002年10月2日 下北沢駅前劇場

舞台がまずすごい。チッチャチャチチャカチヤッチャー〜♪とおなじみのドリフの音楽が流れてくるかと思うわけはない
けれど回転します!回転ですよ!…って、回転で興奮する世代はどこに生き残っていると言うのだ!一度乗ってみたかった回転ベッ!

…と変な興奮をいたしてみましたが。ちょっとした言葉遊びであることをご了承くださいませ。私は普通です。
怪人社の人は普通ではないです。多分、相当に変です。

原作・演出その他いろいろ(略):JAPO
台本演出:則末チエ・IKKAN
…他、スタッフ略。詳しくは会場で配布された怪人エンタテイメント!を頭で想像してください。書いてありました。

椿冬二郎:IKKAN
桂木圭一郎:上杉晋平

女中・おゆう:水原鈴花
書生・菊千代:久米ニュース

父・椿源十郎:熊田プウ助
女中・八重:府川唯未
幼少時の冬二郎:なみえ
冬二郎の妹・椿薫子:川島令美
新聞記者・松前良子:倉垣マルメ
刑事・ニレサキ:マサヤTHE平塚
菊千代の母・艶子:緑川和希

歌姫・あやめ:日永沙絵子
従業員・足之裏:福丸伯爵
従業員・佐渡島:ヤンさん

日本ヶ丘蓋三郎:花見卓哉
娼婦・司令官子:則末チエ
娼婦・桃奈:桃奈

浮浪者:福丸伯爵/ヤンさん/マサヤTHE平塚/黒木浩一郎

政治家・美園沢:黒木浩一郎
パーティーの客:日永沙絵子/則末チエ/なみえ/水原鈴花/桃奈/福丸伯爵/ヤンさん/マサヤTHE平塚
ヤクザの組長・アオナギ:ジェットイラブ
カオムラ:みとし


…で、あれ…会場で聞きそびれていたんだけど、一二三さんはどこにいったの…?
星太朗さんは?
…聞いたらまずい?(笑)…ということで流しましょう。

会場に配られたパンフの中に出演者やら演出側のインタビューなどがありまして、ほぉほぉ…と思いながら
いろいろと推測したり分析したりするとまた違った…楽しみ方かな。

「villa villa〜ビーシャビーシャ〜」 2003年8月28日 赤坂ACTシアター

チケット代が7800円…という痛さが、誘う友達の範囲を狭くし、そして自分のお財布の窮状を更にきつくするぞ!と
いう思いの中、公演が始まった7月半ばからずーっとガマンガマンガマン…なんならこのまま見逃せ!と思って
いたのですが、とうとう8月末にきて後輩が言いました。「みたーい!」と。やった。連れが出来た。
あとは財布の中身の問題だ。よし、いい訳を作ろう。そうだ。あんなにお世話になった赤坂ACTシアターが
この公演を最後に解体されるらしいじゃないか。こりゃ行かねばなるまい。しかと劇場に別れを告げに行かねば…
と、ややこしい言い訳をつけて7800円のお金を払って参りました。

「ビーシャビーシャってどんなの?水かぶるんでしょう?だから、びしゃびしゃ…でビーシャビーシャ?」
はい。それでもういい。その説明でだいたいOK。
それにちょっとサーカスが加わって、クラブのノリが加わって、ワッショイワッショイな感じだ。

開場から開演まで結構時間がある。その間に、男女に分かれた更衣室で着替えやらなにやらを済ませる。
荷物も全てロッカーにきちんと納めてロビーで開演時間の知らせを待つ。私たちも事前の情報を多少集めて
“多少”濡れてもいい格好、“軽めの”着替え、踏まれても安全な靴、タオル…は用意していた。
さてさて。あとは濡れる事前に調べておいたポイントに行くかどうか次第だ。

何度か訪れたことのある赤坂ACTシアターだが、この地域全体の再開発で、この建物も赤坂ブリッツもそろそろお別れなのだ。
シアター内の壁という壁に落書きが書かれている。待ち時間に眺めてみたが、結構ジーンと来るものもあったりする。
特にここは私にとって、ジーンとくる芝居の鑑賞の思い出があるところだったからね。

開演10分前。会場内へと案内される。シアター内全部を使っているのかと思いきや、勾配のあった客席後方部分は
使用せずに、前方の勾配のない客席あたりとステージ位置あたりと思われる狭い部分(10×20mくらいの空間だったそう。
後日知る)を黒い布で囲ったような狭い部屋にと入れられ、壁際まで詰められる。結構な人間が入っていると思われ、
中は次第に窮屈で蒸し暑く、満員電車みたいな状態へ。とにかく、周囲は一面真っ黒の布、天井は白い紙で全部覆われている。
どうも床はむき出しのコンクリートのようだ。ステージなんかは何もない。

そして暗転。真っ暗になる会場。すでに客は盛り上がって「ヒュー〜」などの声が飛び交っています。
天井の模造紙の一部に人影が(というより鳥影?)が見え始めたかと思うと飛んでいるんだか、空中を歩いているんだかの
人影が右往左往。そのうち、あずき大の珠が天井を打ち鳴らし、ピンポン玉みたいなサイズの玉が転がり(すべてシルエットで
判断せざるをえない)風船?と思われるものが天井の紙の上を覆いつくしたと思ったら、雲のような影が。
スモークです。そしたら人がズボッって(笑)。あちこちから天井に穴が開いて、アクター逆さ吊り。客が引き上げられた!と
思ったら、それはアクトレスでパンツ丸見え!(もちろんある意味の見せパン(笑))うわっうわっと思っているうちに
天井の紙がビリーッと破けて、破けた紙のでかい破片とともに、紙ふぶき、風船、おもちゃ、なんやかんやとダダーッと
頭の上に降る降る。その視界の向こうでは人がビュンビュン飛んでる!頭上スレスレで客とハイタッチをしたかと思えば
こっちでは壁を駆け上っている強そうなお姉さんがた。滝の修行?みたいに水を一心に浴びている男性もいるし、
集団人間だんごみたいな状態で、水をどんどんかぶっているアクターたち。その濡れた姿のまま会場を練り歩き、
いろいろと抱き合ったり客の足にしがみついたり(しがみつかれた人、はい。)キスしたり。エライ騒ぎ。
南米の民族音楽とテクノが融合した音楽の中、お祭り開始!

音楽場面もあり、で、びしょびしょになった稼動舞台の上でタップのすんごい力強いの!(わかりやすく言えば地団太)
みたいなので足をバタバタとするもんだから、そのはねっかえりの水が周囲の客にビシャービシャー。
アクトレスたちのスカートから覗く足の筋肉具合が、女性の私から見てもセクシー。
でも決して怯むことない客たちは、周囲で踊りまくり。踊りに夢中になっていると肩をグーッと掴まれて、態度の悪い客か?と
思うと演者。白い布地キャンパスに体をバーンバーンと(イメージでいうと立て壁腹打ち)ぶつけてるアクトレスあり、
連れて行かれるお客さんも数人。飛びたーい、と叫ぶ私の連れの後輩。私だって飛びたいわよ。
ちょっと色っぽく男女が届きそうで届かない感じで平行に壁を登っていき(壁へのキックの反動で客席頭上まで跳ねながら)
最後抱き合って落ち合う…みたいな場面もあったり、楽器演奏もあったし…太鼓もあった。
とにかく演者は基本スーツ姿で全身ずぶ濡れ。そして、あんまり大きい人がいないのも特徴。

最後の方、多分スタッフ紹介みたいな感じの時(言葉は全くわかんないけど、すごい盛り上がっている場内)
スタッフのどこからか油断していたら、水鉄砲チックな勢いでビシャーッと顔に水が飛んできた。髪から水滴が垂れる…。
そこで後輩共々、なんか最後に抑えていた何かがはじけ飛んだ…気がした。

エンディング…だったのだろうか。びしょ濡れのアクターたちが会場内に散り散りになって歩き出した…と思う(記憶欠如)。
それを迎える踊った観客たち…のノリで。そこで後輩が「触りた〜い」とそのアクターに近寄っていく。はぐれちゃなんないし
私も近くに行きたいし…で、そのアクターに後輩共々近寄った瞬間、天井から大量の水がドシャ〜〜。
あぁ、気がつけばここはびしょ濡れポイントだ…。しかし、それに気付いたところで、その祭りに参加しようとする人の波と
濡れたくないという人の波で、その辺大混乱。足元は濡れてぐちゃぐちゃになった紙くずとか、よくわかんないけどドロ沼状態だし
ここで後輩が押さえてくれている手を離したところで、体制を整えるというよりは転ぶのが確実だろう…。
だとしたら、逆にアクターに抱きついて着替えのない下半身を守るべきかもやしれない…。
と、より渦の中へと入っていった私と後輩。文字通り、ビーシャビーシャの完成。
服着て水をかぶるだなんて、いつぶりよ。いつぶりのヤンチャよ。楽しいったらないわ。子供心に帰って遊んでいるところで終演。
結局、ろくな着替えももって行かなかったのに、会場内の客のうちもっとも濡れたでしょうという人20人の指に入るくらいの濡れよう。

会場を出て女子更衣室に着くまでの間、髪は絞ればジャーッ…、服も水を滴らせ…
ま、なんとか上は調整つけて、下は…乾き待ち。足元はぐちゃぐちゃドロドロ紙くずの名残で洗濯機にティッシュ入れて
洗濯した時の様子を思い出してくれればいいんだけど…あんな感じで靴も足も白い塊付着(笑)。
髪はまずは結んで…。下着までビショビショだけど、夏だからなんとか乾くか…という状態で会場を後にしたのでした。

会場を出て、服装が恥ずかしくないくらいまで乾く手段として、この季節だけど鍋の店に入る。
火にあたって乾かす。なんて原始的!(笑)心地よい疲れと、興奮状態を中和させるにはいい時間。
壊す予定のある赤坂ACTシアターじゃなきゃ出来ない公演。今度、これを再演するとしたら、屋外でテントはる以外
ないだろうなぁ。宣伝文句にあったけど「二度とないチャンス」だったかも。

そういったわけで少し時間をずらして駅へと向かったのですが、足元を見ると一発でビーシャ帰りだというのがバレるっていう
のが面白かったです。みんな紙くずがちょっとずつ残ってついているんだもん(笑)。


熊沢パンキース03 2003年8月9日14日 下北沢本多劇場

木更津キャッツアイというドラマが巷で話題になって、その映画化撮影中…という、ちょうど間。
その下敷きとなった?と言われる熊沢パンキース。なぜ「?」かっていえば、調べてないから(笑)。
よくわかんないから。でもそのよくわかんない感が大切な時っていうのもあると思うから調べない。

殺人ウィルスにかかりパーキンス病という病気にかかった草野球監督と、その監督を取り巻く
地元の飲み屋に集まる野球チームメンバーでもある仲間達。そこに訪れるウィルス研究所職員の男。

滝(草野球チーム監督):松尾スズキ(初演同様)
金子(飲み屋マスター):阿部サダヲ(これは前作が金子清文さんという役者さんだったからゆえの役名?)
野村(金子の友人であり、金子の妻の実兄):宮崎吐夢
荻野(ビデオ屋):佐藤隆太(初演では阿部サダヲ)
ケン坊(滝の弟で高校生):皆川猿時
中島(チームメンバー):荒川良々
西巻(飲み屋バイト):少路勇介
内藤(先輩・他チームメンバー):宮藤官九郎
五十嵐(ウィルス研究所職員):田辺誠一

田辺誠一のマイルドさが、この舞台ではいい中和剤だったかな。改めてというか、見た目のよさに(笑)感動。
佐藤くんは木更津キャッツアイにも出演、ウーマンリブ前作・キラークイーン666でも客演していたけれど…どうなんだ。
あの味の濃さでいいのか。いいんだろうか。いいんだろう。よし、いい。
荒川さんの脚の綺麗さ、お酒の女らしい注ぎ方(のマスターぶり)に見惚れる。
西巻演じる少路さん、初めてお目にかかったもんで大浦龍宇一と勘違いして見間違える。…なんか似てない?
阿部さんの体がいい体なのか否かで友人と論議(笑)。
松尾さん、相変わらず動きのキレがすばらしい。柔軟とか得意なのだろうか…。

人間の様々な感情を解放したかのような癖あるキャラクターたち、閉鎖感のある地域性。
ウェットでもあり、カラカラ乾いた感じでもあり…善意があったと思えば、瞬時裏返せば悪意…みたいな。
あー、よくわかんないけど(笑)。片田舎という背景が、自分の育ちの思い出に重なって少し壁を作ったために
受け入れが多少苦難…という変な感覚もあった。それがある意味、リアルってことなのかも。
なんか笑いながらもイタタタ〜という感じになる。それがクドカンワールドか。そうなのか?いや、わからん。

小林賢太郎プロデュース「Sweet7」 2003年7月5日 下北沢本多劇場

小林賢太郎プロデュース第2弾です。

洋菓子店「七日堂」。近所のライバル店の影響ですっかりと売り上げが落ちてしまい経営危機に陥っている。
先代から店を引き継ぎ、経営を担っているヒロミは、新商品を考案して店の経営回復を図るが…
一週間の考案期間の猶予に従業員たちは、おいしい新商品を生み出すことが出来るのか?

ケーキ以外のものなら何でも作れるじゃくずれ:片桐仁
体力には自信があるが脳の方は…アライ:久ヶ沢徹
普通のパティシエ・毛利:犬飼若浩
新人見習いパティシエ・背込シンペイ:野村知広
経歴詐称はお得意・ヒロミ:森谷ふみ

ライバル店のオーナー・サメジマ:西田征史
謎の男・ムロオカ:室岡悟

背込の母:平田敦子

恵比寿屋乳業:小林賢太郎

前作の室岡・平田夫妻と、今回の展開がちょっとつながっているのかな?という感じはありましたが
まぁ、まったくの別作品という風に観て楽しめました。前作は4フロアに別れての物語展開。
今回は7日間の物語。細かく分散されたわりにはしっかりと1つの物語として、引き込まれました。
休憩はさんで後半なんて、眠気を一切与えず(笑)、時間の経過も忘れさせてくれる感じで大変楽しかったです。

サモ・アリナンズは食わず嫌いないんだけど(ごめんなさい)、前作に登場の小松和重さん、
そして今作品に登場した久ヶ沢さん…役者さん個人個人で見ると、なんて素敵な集団なんだ!…って思いますね(笑)。
見かけ的に私的好み一直線の久ヶ沢さんのボケっぷりに今回はやられっぱなしでした。
平田敦子さんに関しては、笑わせる間が上手だわぁ…なんて思ってみたり。
でも私の中で、若干、池谷のぶえさんと被ってる…みたいな(笑)。
プロつかまえて「上手」という表現はあまりよくないのかもしれないけど
西田さんなんてつい“上手になったなぁ…”と感想が言いたくなる、そんな声の伸び、存在感…多々。
森谷さんはこのくらいの規模の劇場で見ると映えますなぁ…。かわいらしい。
正直、役者ラーメンズはラーメンズのままでしたが、ラーメンズもスイーツも
変わらないもの、変わるもの…その両方をうまく消化できる作りになっていて
それが作品のラスト部分の…につながって…まとまった…作品とし………
…難しいこと考えると頭疲れます。甘いものでも食べて一休みしましょう(笑)。

G2プロデュース「ゴーストライター」2003年6月26日 紀伊国屋ホール

おっほほー。観劇して数日後…私はインターネットの前で出演者の名前を調べようと
お気に入りフォルダをひっくり返してデータ集めに奔走していたのだけれど、出てくる出てくる…
私など足元にも及ばない演劇に精通された方々のこの公演に関するレポート、感想日記等々…
賛否両論か…いや、賛否否否賛否両論、という感じかな。その焦点はというと…皆さん、出演者というより演出家かな。
私は根っこのところミーハーだから、出てる人が格好よければいいじゃない的思考が強くて
「あの監督はさぁ…」なんて、エラそうに言ってる人を見るとわかったフリしちゃって!なんて茶化す嫌な娘だったけど…
映画界では、ビリー・ワイルダー監督を知ってから、演劇界では後藤ひろひとを知ってからというもの
茶化される側に少しばかり混ざってみようかなぁ…なんて思うようになったんですよね(笑)。

で。前フリ長いけど。その後藤ひろひとさんの“ワリにシリアス”な作品「天才脚本家」を観にいったら
これがエラく格好よくてですね。すごく面白かったんです…。作中、偶然にも「ビリー・ワイルダー」の名が出てきたりしてね。
その脚本家シリーズといいますか…「ゴーストライター」ですよ。
出演者に関して言えば、「天才脚本家」とかぶる人も多くいて、続編…ではないものの、系列…?的な。
内容に同じものは求めないけど、雰囲気には同じものを若干求めちゃっていたかなぁ…と少しばかり自己反省しつつ。
結論。G2さんのそのぉ…作品の、なんていうか…なにが私に合わないんだろう、なにがダメなんだろうねぇ…って感じ。
“いい子”過ぎたのかなぁ。…感動したけどね。泣きそうにはなったけどもね。

売れない映画俳優→表向き売れっ子作家・宮本洋輔:三上市朗(M.O.P)
ゴーストライター・市ノ瀬佳奈:武藤陶子(TEAM発砲・B・ZIN)

脚本にダメだしする男…その正体は…?・堂島達矢:関秀人(立身出世劇場)
広告代理店・栢木陸郎:川下大洋(Piper)

映画プロデューサー・磯野しじみ:楠見薫
映画スタッフ・山本正紀:山田かつろう(売込隊ビーム)
映画女優・篠田菜津子:松下好
大女優のマネージャー・壇ノ浦求:瀬戸中基良(ヨーロッパ企画)

ジャッキー横山:腹筋善之介(IQ5000)
チャンさん:コング桑田(リリパット・アーミーU)

謎の男:久保田浩(遊気舎)

久保田浩マジック…というか、久保田さんが出てくるとそこから目が離せなくなっちゃう。
目といえば目ビーム。食らった知人が羨ましい…(笑)。
楠見さん、三上さん、コングさんと声だけ聞いるとアメリカ映画の吹き替え聞いているようなエエ声な人たちに
酔いしれて楽しむという方法もあるけどね、あるけどもね。
そんな中で、松下さんの声質っていうのがすごく浮いて聞こえたんだけど、彼女は何者なのかなぁ…。
わからないけどいろいろと無理している(姿勢とか声の出し方とか役柄の表現とか)感じはしました。

…同じ題材で「後藤ひろひと作・演出」になったらどうなるんだろうか…興味津々。

MUSCLE MUSICAL2003 LOVE OF MUSCLE 2003年5月10日 赤坂ACTシアター

1ヶ月前くらいに会社の隣の男性に「筋肉ミュージカルって知ってますか?」と聞かれて
外国のコメディミュージカルだと思ったくらいの無知ぶりを発揮した私。
…筋肉番付も体育王国もまったく見たことないんだもの。
ついでに言えば、戦隊ヒーローものにも殆ど興味がないし。
ところが公演前々日、同じ男性に「行けなくなったのでもし良かったら…」と2枚のチケットを頂きました。
公演期間、会場規模、出演者、話題性…損はなさそう(笑)。…そう弾いた私の舞台データコンピュータが
Goサイン出したので行きました。正解。大正解。

舞台は街角という感じで、「プロティンラーメン」「マッスルマクドナルド」「けん垂」などかかれた看板が。

演目は客席に配られた香盤表を資料にさせていただきました。出演者はダブルキャストありでしたので、
香盤表の名前が正しいのかはよくわかんないんです(笑)。
出演者:池谷直樹、ケータ、テル、マッチョ、吾空、三井太一、高橋博光、卯月昇龍、賀出泰崇、細見誠治、
武子展久、佐藤学、中田大輔、王健、長崎峻侑、片岡優二、石田武、山田祐也、知幸、重村俊介、木村剛
今村ゆり子、山田海蜂、浜宮愛、妃羽理、浅見清香、中野月子、羽賀佳代、三田真央、松澤かおり、加藤美貴
水野裕子、一戸奈未、泉美香、白田麗子、隅田佐知子、関根あすか、吉沢愛梨、吉元千絵、関根えりか、高星寿子
坂井朋子、拓麻早希、水島麻由、高橋花衣、小林千佳、清水真利子、千葉靖子、土屋舞、境野智美、境野友香…
のうちの誰か(笑)。

1.オープニング/モンスターボックス
(モンスターボックスとは23段の跳び箱のことらしい。舞台ギリまでにひいたマット。その奥にモンスターボックス。
跳んできたら落ちるんじゃないかってハラハラ。全員の登場シーンはあまりの人数の多さにびっくりした。)

2.イントロデュース
3.ボディスラップ
4.4WD
5.逃げる
(筋肉もりもりの女性が出てきたなぁと思ったら、どうやらニューハーフさんだったみたい。)
6.シビレ
(いわゆる…アテブリみたいな感じ)
7.けんばん君
(ドリフみたいなベタな面白さのある肉体コント。子供たちがキャッキャッ笑ってた。私も笑った。)
8YMCAマッスル
(お客さんも参加して踊る演目)
9.世界最強ラインダンス(女)
10.世界最強ラインダンス(男)
11.ダルマさんが逆立ちした
(その名の通り。逆立ちしてのダルマさんが転んだ)
12.Gシルク
(天井から吊るされた2本の布に体を絡ませてぶら下がったりする。落っこちやしないかとヒヤヒヤ。)
13.男女新体操
14.アースタップ

休憩

1.マッスルシンフォニー
(マッスルのオーケストラみたいなもの。やはり鉄棒とトランポリンは目を引く)
2.ジャンプロープ&ロープ
(一本の縄を輪にして、その輪がどんどん大きくなっていく…すごい腕力)
3.バルーン♪
(客席風船転がし勝負合戦。バルーンも人力で膨らませたもの。)
4.スケーティングダンス
5.ファイヤーマンVS火
(消防士と火に扮した2人がトランポリンを使って、ビルの上とトランポリンの上を自由に行き来。
トランポリンの上、ジャンプ2回でズボンを穿いちゃうのには相当びっくり!)

6.筋肉体操
(体操のお兄さんが出てきて、客席もみんなで体操。通路には柔道着を着たお兄さんたちが指導に(笑))
7.柔タンゴ
(柔道でタンゴを。この会場で異種のタンゴをみるのは二回目だ(笑)。)
8.腹筋デコレーション
(波のような動きを腹筋で)
9.フットドラム
(敷いた板の上で足で太鼓の音を出す男子演目)
10.Ruban
11.マッスルスウィング
12.世界遺産
13.メンバー紹介
14.新ボディスラップ


子供の頃から運動神経が鈍くて、小学校に入ると体育の授業では出来ない子がクラスの同情の対象とされて
運動そのものが大嫌いになっていく体育嫌いのシステム。ね、あるでしょ?(笑)あれの典型だった私。
運動することはそんなに嫌いじゃないけど、運動する=できないで恥をかくもの…という方程式が頭のどこかにあるけど
今は体育の授業なんてないし、自分の意思で自由に体を動かしていいんだなーって改めて思いました。当たり前だけど。
別に筋肉もりもりにしようなんて思わないけど、体の眠ってる可能性を少し起こしてみるのもいいかも、と思いました。まる。

オケピ! 2003年3月16日 青山劇場

今更説明もいらないほどの有名な作品ですね(笑)。
オケピ=オーケストラピット。客席前方はオケピ仕様。覗く客、数多し。それを指摘する歌もあり、で面白い。
ミュージカル嫌いでも、ワリと素直に入っていける作品。ちょっと帰り際、心がウキウキするおまけつき。

脚本・作詞・演出:三谷幸喜
作曲・編曲・指揮・音楽監督:服部隆之

出演:
コンダクター・白井晃
ハープ・天海祐希
ギター・川平慈英
ヴァイオリン・戸田恵子
トランペット・寺脇康文
サックス・相島一之
ピアノ・小日向文世
ファゴット・岡田誠
パーカッション・小橋賢児
チェロ・瀬戸カトリーヌ
ヴィオラ・小林隆
ドラムス・温水洋一
オーボエ・布施明

前回の真田広之という配役のイメージを担うにゃ、そりゃ大変なところもあろうかと思いましたが
コンダクター役にピッタリの白井さん。天海さんは、テレビでのご活躍を見る限り「嫌〜い」という感じでしたが(笑)
やっぱり舞台で見ると「映える」。格好いい。小日向さんは期待通り、想像通りに可愛かった!(←実は一番のお目当て)。
瀬戸カトリーヌもボキャブラの審査員をやっていたと思ったら、こんな立派になられて…(笑)。
布施さんの歌声を生で聞くというのも、またすごいステキな体験…と、おいしいところ尽くし。

苦労せずにチケット取れただけでも贅沢なのでしょうけど、正直ちょっと後ろすぎてオペラグラスなしで表情の読み取りは
キツいかなぁ…という座席だったんですが、皆さん一声発すれば判別つく…っていうのも当たり前なんですけど(笑)
みんなはっきりした個性があるんで見間違えないんですよね(笑)。さすがは舞台人。舞台人尽くし。いい舞台でした。


BIGGER BIZ 2003年2月19日 紀伊国屋ホール

前作BIG BIZで続編「BIGGER BIZ」と「BIGGEST BIZ」の公演を確約されたというか…(笑)
構想があるんですよね?という松尾さんのフリに「…ええ。ありますよ」と後藤さんが返事してしまって(笑)…で、
確か客席に「続編のストーリー予想」とかしたりなんかもして(その結果は今回のパンフにも掲載されている)
…初演を見ていない人のために、続編を見る前に再演!までサービスがあって、そしてこの公演だったワケです。
でも、事前宣伝では散々「前作を見てなくても楽しめます」とはかかれてましたけどね。
さてどうかなーと思ったら出演者・製作者側の「前作」の意識よりも、客席側の「前作」の意識が上回った…ような
期待感満々のムードが漂っていて、実際に自分も前作を知ってるかこそ面白い部分というのがあって…。
私は十分楽しかったですが、これが初見の人は果たしてどうかなー?という疑問も残らなくはない公演ではありました。
まぁ、映画でもなんでも「2」というのは微妙なもんですな(笑)。

結城社長:粟根まこと(声のみ出演。特別出演の回もあったとか)
結城ビッグビジネス社員・加賀:坂田聡
結城ビッグビジネス支社長・青木木太郎:八十田勇一

元結城ビッグビジネス社員で今は?・健三:松尾貴史
元結城ビッグビジネス社員で今はホテルオーナー・神崎:後藤ひろひと
元結城ビッグビジネス社員で今は指名手配中・皿袋:松永玲子

川島:三上市朗

詳しくはビデオが出ますのでご確認を。

結城社長本人が登場した日もあるそうで、羨ましい限りですが
ピョン太社長もまた私は大好きなんで、それで満足とします。


Velvet under//misin「グリーングリーン」 2003年2月15日 スペースゼロ

「精力的に活動」しているというのかどうか、わかんないけれど
公演の回数が多い。リメイクも含めて…だけど、去年の夏から見始めて4作品目だもの。

で。結論から言うと。私は前回見た「てんごくとうちゅう」が物語としては今までで一番好きだな。
でも今回のこの作品は、御贔屓カリカの活躍場面が多いので、そういう意味で好きです(笑)。

今回より公式ブック発売。入り口にてパーティーグッズのアイマスク?を配られました。
そして客入れが始まったときから舞台には、長髪カツラ付(しかし不気味)のたーちゃんが座ってます。
開演時間ちょうど。たーちゃんによるアイマスクの説明。冒頭(他)で、着用のこととのことなんですが…
あれって、すごくしづらいのしってます?(笑)瞬きができなかったり、まつげが痛かったり…
まぁ、そんなこんなで着用の状態でスタート。


ストーリーテーラー:たーちゃん

スケルトン研究所
小林研究員:林克治(カリカ)
松田ピッチ研究員:松田洋昌(ハイキングウォーキング)
シズカ研究員(部長):家城啓之(カリカ)
みなみ研究員:うみのえりこ

所長:井上マー
所長の女・不二子:小川(リンダ)
バイト君/キートン新所長:増谷キートン

創設者・Dr.スケルトン:?(…と、それっぽく書いてみよう)

宇宙人・アップルポップル:あべこうじ

S-306・マイ:キシモトマイ
B-304・けんちゃん:池谷だよーん(犬の心)
S-401・だいちゃん:菊池大介(ノンスモーキン)
P-303・ペドロ:パンチ浜崎(ザ・パンチ)←完全に私の中で“ベルベの山崎邦正”。
N-401・美智子ちゃん:牛島康子
D助:徳村(リンダ)/鈴木Q太郎(ハイキングウォーキング)/デッカチャン

アリ:ノーパンチ松尾(ザ・パンチ)
キリギリス:中尾しんご(ノンスモーキン)
掛ちゃん:掛ちゃん


…想像つかないでしょ?(笑)この役柄一覧を見てみても。
中身見てもね…一度じゃなかなか人間関係全てを理解できないですよ(笑)。
えっと…軽く判る範囲で説明するならば。Dr.スケルトン研究所というところがあって、ここは身寄りのない子供とか
才能ある子供を集めて、記憶を抹消したりして実験をしている施設なのです。そこで実験材料として使い物にならなくなった
子供たちは処刑されたりします。最初はその処刑シーン…実験スポンサー…に扮した客席という設定で公開で
マイの処刑が行われるのです。マイの面倒を見ていた小林は反対し、なんとか助けようとするのですが、助かりません。
ショックを受け、研究所を辞めようとする小林研究員ですが、政府も絡んでいるこの研究所を簡単に辞めることはできない。
所長が入れ替わったり、新しい子供が入ってきたり、その世話に追われてみたり…アリとキリギリスも出てきたり…
なんとか小林は新たな希望を取り戻し、研究所で働き続けるのですが、そこに宇宙人がやってきたり…とまぁ。こんな感じで。
半分つかんで、半分つかんでませんね(笑)。すいません。一部、見惚れていたもので。
何に見惚れていたか…そりゃ、白衣姿の小林研究員!…でもあるのですが。
やはり黒ブラジャーのセクシー研究員、シズカ研究員でしょう。家城さん…あなた…くっ…悔しい…(笑)。
見るたびに美人に思えてくる、この作用。なんだ、この作用?(笑)

で、またもや思ったことメモ書き程度に。
・中尾しんごくん。…トークライブで家城さんとケンカしていた姿が記憶に新しいワケですが、その際に「宗教」という
キーワードとか出てきましたが、今回も家城さんの計らい(いやがらせ?(笑))でしょうか、宗教に関する一部が御座いまして
普通に引きました(笑)。にしても、この役どころと姿…作家を怒らせちゃいけませんね(笑)。
・イイ男系として中尾くんの代打?と思わずにもいられなかった(笑)ハイキングウォーキングの松田くん。
ハイキングウォーキングは今回からの参加ということらしく、だとしたら大抜擢じゃないかぁ〜、という役どころでした。
家城さんの男性を評価する眼差しに混ざる中性的な判断能力の部分が、大変に気になります(笑)。
・同じくハイキングウォーキングのすーさん…こと、鈴木Q太郎さん。ずっと笑ってるキャラでしたが、その笑いについつい
引き込まれて…。笑いのパワーってすごいですね。もらい泣き以上にパワフル。D助というキャラは何度か肉体が入れ替わるのですが
アゴを触って「すんごい割れてる…(笑)」などのシーンは爆笑。
・5歳設定のパンチ浜崎くん。見せ所のラップはもちろんですが、小林研究員に「黙ってろ、ニ○ロ!」といわれたり…
○万ボルトの電流を流されてみたり、しょうがを家城さんの美しい指で口の中に押し込まれてみたり…(笑)
いじめられっ子として、おいしく成長(笑)。
・浜崎「こっちの水は…♪…ほこり入ってっぞ、ゴラァ!」

・マイを助けるために客席の誰かに歌を歌って欲しい、と言われる場面。
「あなたたちが恥をかくことより、この子の命のほうが軽いっていうんですかっ?」と
客席に救いを求めてくる小林研究員…と、目が合い「キャハッ」と乙女になってみたりするまもなく
本気で引っ張られたらやばっ!と目を伏せた人々…の1人は私(笑)。だってエーデルワイス〜♪の続き知らないもん。
・井上マーさん。声はいいし、でかいから聞きやすいけど、客席前方、ダイヤモンド汁の被害に怯えていた模様。
・カリカペッシーは、どうも私にない類の優しさの種をお持ちのようで、すごいな、と感心する。
なんかすごく淡い色で、フワフワしているけれど、触るとビビビッと電流が走るか伝染するか。…そんな優しい種。
・家城さんは、どうも私には持ち合わせてない女らしさをお持ちのようで、すごいな、と感心する。
「次回公演は去勢前の最後の公演となりますので…それ以降はカリカは夫婦漫才で…」
といって、おじぎする時に、白衣の胸元合わせて黒ブラが見えないようにする家城さん…。見習わせてください(笑)。

・アリキリの石井さんの次は、カリカの林さんなんじゃないかと思うよ、三谷さん。
(しかし、三谷さんいらずの将来であって欲しい感じすらするカリカペッシーの才能に期待。)

ニンゲン御破産 2003年2月12日 シアターコクーン

人間風車からニンゲン御破産の季節になった。パソコンの変換はカタカナ優先となった。まる。

加瀬実之介:中村勘九郎

鶴屋南北・松尾:松尾スズキ(大人計画)
河竹黙阿弥・彰義隊・身体障害者・土方歳三:宮藤官九郎(大人計画)

黒太郎:吹越満
灰次:阿部サダヲ(大人計画)
お吉:田畑智子

お福・女神・婆ぁ:秋山菜津子
ムツ・隠し玉・婆ぁ:片桐はいり

ヒュースケン・官軍・かごかき・関・幇間(玉助):村杉蝉之介(大人計画)
ボブ・彰義隊・かごかき・番頭:荒川良々(大人計画)
トム・官軍・瓦版売り:田村玄一

瀬谷修一朗・新撰組:浅野和之
豊田夢之進:新撰組:小松和重(サモ・アリナンズ)
旅芸人の座長・新撰組・ぼてふり・武士:伊藤ヨタロウ

田辺健次・官軍・火消し・足軽:皆川猿時(大人計画)
安藤小太郎・官軍・若衆:近藤公園(大人計画)
兵庫真之輔・官軍・武士:竹厚誠
武士・百姓・官軍・浪士:少路勇介
武士・百姓・官軍・浪士:山本将人

テツ・北尾・婆ぁ・ダンサー:池津祥子(大人計画)
ヤツ・柿崎・婆ぁ・ダンサー:猫背椿(大人計画)
オヨツ・百姓・婆ぁ・ダンサー:桃山由希絵
イマ・百姓・婆ぁ:萩尾麻由
録蔵・佐野・彰義隊・取り方:植田裕一(蜜)
斉藤・官軍・百姓・武士・強力:岸健太朗
小娘・太夫・夜鷹・ダンサー:平岩紙(大人計画)
薩摩浪士・彰義隊・武士:野呂彰夫(フラクタル)
芸人・役人・武士・官軍・若衆:星野源
太夫・母・夜鷹・官軍・ダンサー:ドロレス・ヘンダーソン
太夫・夜鷹・官軍・ダンサー:康本雅子

↑台本順に書かれたキャスト表を自分なりにアレンジしたつもりだが、途中でわかんなくなった順。

時代背景など、歴史的なことに関しての知識は小学生以下の私ですから、物語説明だなんて
そんな恐ろしいことはいたしません(笑)。思い立ったことを箇条書きで。


・始まってすぐに字幕。そうだ!松尾さんの芝居、よく字幕出てくるっけ。けど、いつも狭い会場だから
そんなに視力を気にしたことなかったんだけど…くーっ、視力検査思い出すぜっ。読むのに体力消耗。オペラグラス必要だったか。

・どちらかというと世の中をハスに構えて見るのが好きな人が多そうな(笑)大人計画ファンと
世の中、人情よ〜と、どすんと構えてそうな歌舞伎・中村勘九郎ファンと、ギリギリ互いに歩み寄れるラインか、と。
・客席を巡る巡る出演者たち。あぁ、その巡るゾーンの中にいたかった…。
・とにかく視力矯正で0.6の私には、出演者の顔の見分けをつかせるのも一苦労。よって、しばらく誰だかわからずの
鑑賞という人もいたりして。その点、荒川良々さんは言うまでもなく…(笑)。小松さんが意外とすぐにはっきりわかった!
・小松さんの「桃屋」に爆笑。
・宮藤官九郎さんが途中、オカマキャラになったとき、宮崎吐夢さんキャラ憑依。なんかサービス心が嬉しい。

・女子高校生役、お疲れ様でした。紙ちゃん。あれ、やってみたかった…。
・キョトンとする松尾さんの登場。キョトンに包まれたコクーンが面白い。
・毎回思うことなんだけど、松尾さんは硬そうで柔軟。声小さそうですごい届く。ありゃあ、すごいね。
・今回も相変わらず、差別用語連発。WOWOWで放送するらしいけど、どうするんだろう(笑)。
・あれだけ細かいギャグの数々を3時間半も…そりゃあ、取り掛かりっきりになるわぁ〜(笑)。
・友達曰く「ケラの3時間はすごく長く感じたけど、今回の3時間半は…確かに長いけど、長く感じない」だそうです。

・松尾スズキの好きさと、時代劇の苦手さ。どちらが勝つかと思ったけど、松尾スズキの圧勝。

最後に一言。時代劇嫌いの私ですが「もう一回見たい!見させて!」と思ったし(放送されるとわかったから諦めたけど)
「あぁ、これは見逃さなくて正解!舞台で、生で見ておいて正解!」と思いました。


VTR/sプレゼンツ「VTR/s 2月スペシャル〜見たら死にますよ!〜」
2003年2月9日 新宿ロフトプラスワン

VTR/sとは大堀こういちさん、細川徹さんの映像ユニット。
ロフトさんの説明のお言葉を借りるとするならば、「監督・撮影・編集・出演を自らこなす2人が
選りすぐり作品や未公開作品、ダメ作品、良く分からない作品を見ながらゆるーいトークで
みんなとだらしなくなるひととき。」だそうです。

ゆるい覚悟で行ったので、心の底よりゆるく楽しんできました。
そんなゆるい気分でしたのでレポなんてものは書けません。
大倉孝二さん、温水洋一さん、のぐおさんなどの出演するVTR他、ゲストは佐伯新さんと五月女ケイ子さん。

楽しんだは楽しんだんですが、どうも価格感覚がおかしくなっているようで
これでチャージ2000円はちと高いかも、と思いました。
日ごろのロフトプラスワン利用者としての相場的意見です(笑)。
チャージ料安くして、その分もっと飲めたらよかったのに、と思いました。どうせ払うなら。

人間風車(再演) 2003年1月13日 渋谷PARCO劇場

初演。後藤ひろひとさんって人も知らずに阿部サダヲさん見たさで行ったお芝居だった。
タイトルもなんかよくわかんないし、チラシもやたらまじめだし…うーん、演劇演劇してたらどうしよう…
と、初日まで行くのを迷っていた作品だった。一人で見に行ったという理由もあったかもしれない。
しかし。冒頭の大王扮する王様のセリフで「ガクッ」とさせられた。
がっかりしたんじゃなくて、気が楽になった。そして言葉は面白いのに、ストーリーはすごく怖くて切ない。
いや、切なくて怖い…どっちでもいいじゃないか!どっちでもよくないのだっ!…という内容。

その後、この作品をきっかけに後藤ひろひとの世界にズブズブとハマっていく…ワケですが。
ですんで今回の再演はなんか…故郷に帰ってきた、というかそんな感じ。
でも前回の目当てにもなるほど好きな(気分的には親戚のお兄さん的存在となっている)阿部サダヲさんが留守。
そのかわりにHIGHLEG JESUSの怖いほうのお兄ちゃん(笑)・河原雅彦さんが、その留守を埋める。
留守とかいっちゃってごめんなさい。でも、サム、なんだもの。あの、サム。

作:後藤ひろひと
演出:G2

売れない作家・平川:入江雅人(生瀬勝久)
アキラ、オロ、妻:永作博美(斉藤由貴)
アキラの弟・サム:河原雅彦(阿部サダヲ)

平川の友人・国尾(童話作家)、ケリー、プラタ:橋本さとし(升毅)
平川の友人・小杉(テレビディレクター)、ケビン、カオス他:山内圭哉(竹下宏太郎)

近所の子供・則明、テレビクルー他:中山祐一朗(八嶋智人)
近所の子供・カメ、紺野、テレビクルー他:三鴨絵里子(神野美紀)
近所の子供・カッツン、山口、テレビクルー他:宮吉康夫(田鍋謙一郎)
近所の子供・ピロコ、中野、荒川他:岩橋道子(松永玲子)
近所の子供・ノン、藤本、テレビクルー他:高木珠里(武藤陶子)

山際(刑事)、怪力家来、パルカ:宇梶剛士(大谷亮介)
山際の部下・江崎、侍従長、テレビクルー他:岩崎大(東京公演のみ)(大倉孝二)
王、編集者、夫、サンマルチノ、吉良星他:山西惇(王:後藤ひろひと/編集者:田鍋謙一郎)

(  )内は初演時のおおよその役。増えたり減ったりしていたり兼ねている役が違ったりも
しているので細かいところは気にしないでね。

やはり「サム」の役者自身の見た目的な持ち味、それから演出…だけでも、随分と違った作品という
感覚を受けました。個人の好みになってくるなぁ、こりゃ。


TOKYO STYLE presents THE PARTY!「自由の国」 2003年2月21日 ADESSO (1F) Cabaret(2F)

開場時間が23時予定から40分遅れの23時40分。開演がおよそ1時間押しで始まったイベント。
外苑前駅が最寄り駅という、時間を潰すところがコンビニ以外考えにくい場所でしたので大変でした。

店内に入ると雰囲気としては“くだけた感じの結婚式三次会”的。
有料キャバクラスペースがあるのでここのお姉さんたちの色っぽいいでたちとか、男性スタッフ一部が
正装+白手袋だったりとか、応援団風学ラン姿の男性たちとか…出演者も普通にウロウロしてたり、
店内中央で麻雀卓を囲んでたり…奥のほうでは300円の食券購入するスペースも。

映像作家&エンターテイナー・ムーチョ村松が、ex.HIGHLEG JESUSのメンバーや∈HH∋を中心に、
あらゆるジャンルのアーティストたちを集めて催すファンキーでハッピーなパーティープロジェクト「自由の国」!!
…という趣旨説明を、イベント公式HPより拾ってきちゃいました。

元々は演劇をやってたムーチョ村松さんという方が、演劇をやめた後、HIGHLEG JESUSの∈HH∋の映像などを
やったりしていてたりなんだりしたようなんですが、そういったお仲間であったHIGHLEGやジョビジョバが解散…
んでグラフィックとエンターテイメントのトーキョースタイルという会社をたちあげ、パーティーに…ということ…なのかな。
まぁ、よくわからないのですが、集まった人々はみな面白そうです。

出演者:
∈HH∋
野村朋子・新井友香・政岡泰志・小林一英・岸潤一郎(ex.HIGHLEG JESUS)
SHOOT MY DISCO(vo.小林愛)
山田広野・Saliva・てらべバンド(仮)
イヌがニャーと泣いた日
マンションズ
ラブリーヨーヨー
顔田顔彦
のぐお

料理長:中坪由起子
ギャラリーキャバクラ:岡崎イクコとキャバ嬢たち

DJ :SOMA, NIKU, JEFF, YO-HEY, RYU(Lovely yo-yo:中谷竜)
VJ :ZAKURO

自由の国crew:
MC ムーチョ,
MC イクマ, ゴリラ今奈良, NOMUさん, LINNEホブデイ,
YO-HEY(DJ), HEGE, スカンク(g), 八田(key), ノリオ(腹太鼓)

企画・構成:ムーチョ村松
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フロアが3つに分かれてましたが、地下は結局、まったり部屋みたくなっていて、一度も作動していなかった気がします(笑)。
出演者が寝ていたり、ヘビーなお笑い事務所移転問題が語られていたり(笑)そんな場所になっておりました。
地下で行われる予定だったイベントは1階で行われてました。2階には殆ど立ち寄っていないので、よくわかりません。
ので下記を参考に。

☆2F LIVE☆
自由の国:メイン。ムーチョ村松達が地球からのメッセージをフリーラップで熱唱。
SHOOT MY DISCO:ヴォーカル小林愛がキテレツキュートな歌をおとどけっ!
IMANARA with 赤タオル:今奈良とその仲間たちが赤タオルを掲げて吠えまくり!(ちらっとその姿を見たときには本物?と見間違えました。(笑))
HEGE
:自らが製作したシステムで一人演奏を!
てらべバンド(仮):持ち込みのふるバンドが見れるぜ!

MOVIES:
山田広野:日本で唯一無比の活弁映画監督。
ムーチョ村松:エッヘの映像などでお馴染みのムーチョの楽しい映像の時間。

VJ ZAKURO:トランス界の映像はZAKUROなしでは語れない。

1FにはRESTAURANTと、ディナーショーと、有料スペースと、あと…地下でやる予定だったパフォーマンスが行われました。
ちなみにレストラン部分は、自由の国の美食屋さん(オーナーシェフ・中坪由起子と旧HIGHLEG JESUSのスタッフ達が腕をふるう)、
自由の国のお菓子やさん(パティシエール・セイラの見た目もかわいいお菓子たち)を300円で購入したチケットで買います。
中坪さんの料理食べたさにこのイベントに参加したといってもいい私は、もちろん食べましたとも。
三つ編み姿でビールのみながら、厨房を仕切る中坪さんの姿をチラリチラリと拝見しながら食べる料理…ふふ。←ちょい変態。

まずはオープニングVTRから。今奈良さんが国会議事堂前や裁判所前でなんやら格好いい…

開国式。ムーチョ村松さんからのご挨拶、応援団による応援。応援団はたとえ深夜であろうと爽やか。
のぐおのパフォーマンス。のぐおが総長の暴走族?という設定で、エッヘの森本さん、岸ジュン、
そしてなぜか…大人計画の顔田顔彦さん(笑)。しっかりヒゲ描いたりしてます(笑)。
周囲から「大人計画は公演中のはずじゃないのか?」といじめられてました(笑)。
かなり近くで見ることとなったんですが、顔田さんの小ささにびっくりしました。

EHHヨディナーショー。「ゆうじろうとてつや」。客席にキャンドルサービス中(どんなネタ…)、
“今、好きな人と目があった気がする…”と呟いた伊久磨さん。その後1分もしないうちに下半身を露出(笑)。
森本さんに「ア○サワさんは、諦めたほうがいいかもな」と言われてました。
伊久磨さんはこの前、てつやの衣装のまま、隅の方にいらっしゃったんですが…その目に怯えたような…私、何かしましたかねぇ…(笑)
小林一英ディナーショー。いつもの小林さんとは違います。親子愛?にあふれた?手紙朗読と歌…?

新井友香ディナーショー。…遠くから眺めてましたが、マジメに歌を歌われてました。

PERFORMANCEは
イヌがニャーと泣いた日:「3人」「ティッシュ配り」…狭いスペースで格好よく可愛くやっておりました。
平井さんが珍しい間違いを何度か繰り返してましたが、それもご愛嬌の範囲です(笑)。
マンションズ: 「転校生」「オナラが止まらない」。普段のライブですと、彼らとの間につよーい壁があったりするんですが(笑)
今回はなかったので、ストレートに見ることが出来て、それは良かったなぁ。急遽追加でやったオナラ…の時に、マイクを
押さえるムーチョさんがすでに斜めで「マイク押さえてる意味ないし(笑)」って感じでした。酔ってたのかな?
まぁ、ツヨシさんもちょっと酔っていた様子で、始まる前にお話してみましたが、おかまキャラでした(笑)。
多分普段はそんな方じゃないと思うんですが、私の頭の中では、あのおかまキャラが定着しそうです。
∈HH∋ LIVE in 自由の国:4月にアルタでのライブをひかえたエッヘが、ガチンコ新作ライブ!なんか…中国のネタ。
岸潤とその仲間たち。岸潤一郎さんと、清順、のぐお、新井さんの詩の朗読。清順さんは「人のフリ見て我がフリなおせ」
気分にさせてくださいますね、いつも。飛び入りで出てきたナントカ…ミチコさん?が、直視できませんでした。
ああいった中での新井さんのあくまでも女性である(笑)という存在感ってすごいなーと思います。

どこに出てたのかわからない…他、
奥村香里:どのフロアで何をやっていたのがはまったく判らず。ただ、フラリと歩いているのは目撃した(笑)。
中山祐一朗:かなり見たい人がいたにもかかわらず、目撃できなかった(笑)ムーチョ村松取り下ろし映像出演…だったらしい。

あとフェイスペインティングやマッサージ(小林一英さんが受けてたのは見たけど他、やってもらった人いるのかしら?)やら、
一番面白かったのは、もう時間的にも会場全体がまったりしている中で、唯一ひたすらマジメに、手相を(有料)見ていた岸潤一郎さん。
ねじり鉢巻でとにかくマジメ〜に見てました。評判もよかったみたいです。

他、店内、リン・ホブディさん、野村朋子さん、ジョビジョバ・石倉さん、長谷川さん、澤田郁子さん…を目撃。

とにかくこのイベントの公式からの情報によれば、自由の国とは
1、出演、やりたいこと、お客の態度、全てが自由である。
2、お客さまにとって、自由で快適な空間を提供する。
3、音楽・笑い・エンターテイメント、様々なジャンルの楽しみを全て詰め込んだ国である。
4、基本的に、自然破壊・戦争・人種差別は反対である。
5、あくまでパーティーである。


だそうです。2番以外はほぼ実現できたのかな(笑)。最後のほうは、同窓会の何次会かの終わり近く…といった
雰囲気に包まれてました(笑)。後日、HPを拝見したところ、出演者・スタッフで100人、お客さんが260名も集まったそうです。
そりゃあ…多少、不自由もうまれますなぁ…(笑)

翌日の夕方、たまたま電車内で眠りこけるエッヘの今奈良さんと森本さんの姿を目撃…
同じ服装をしていたところを見ると…お疲れ様でした。
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