ザ・おさむショー「あるニューハーフの話」シアターVアカサカ 2003年1月17日

この日は雪。でもなんだか赤坂に雪は似合うのである。
赤坂にニューハーフが似合うかどうかはわからないが、とにかくニューハーフの話。

ニューハーフ・ひぱり姉さん(美和):家城啓之(カリカ)
ショーパブ「ラブラブラブ」店長・林原ヨシオ:林克治(カリカ)
ナツコ:黒沢宗子(森三中)
ショーパブ従業員・ナツコ一味:坂本雅仁(アホマイルド)
ショーパブ従業員・ナツコ一味:高橋邦彦(アホマイルド)

ニューハーフ:福島善成(ガリットチュウ)
ニューハーフ:ノーパンチ松尾(ザ・パンチ)
座頭市:入江慎也(カラテカ)
座頭市の連れのチンピラ:パンチ浜崎(ザ・パンチ)
座頭市の連れのチンピラ:菊池大助(ノンスモーキン)
ホームレス:デッカチャン

物語は、あるおとぎ話から始まる。吉沢美和という歌の上手い歌手がいた。
その美貌ゆえ、男達からは引く手数多。ライブハウスオーナーの林原からも求愛を受けていたが
男達の心をもてあそんでいた美和に、ある日、神様が天罰を下す。
ある朝起きてみれば、美和は見るも無残なニューハーフとなっていた。声だけはそのままだったが…。
ショックで店も町も飛び出していった美和。
それから暫くして、美和がまた街に戻ってきた。
1年後の美和の誕生日。12時に「愛する男性とキスできたら」元の姿に戻れるというのである。
美和はそのキスをショーパブ店長となった林原と遂げようとするが、この計画は相手の男にバレてはいけない。
店の仲間達となんとしてでもキスをする作戦を練り上げるのだが…

おさむさん特有の「どこかねじれた純愛モノ」といいますか、いい意味で「おさむ臭」が漂う作品だったと思います。
まずド頭はマイケル・ジャクソンの音楽に乗せて、チラシの内容と作品が全く違った作品になってしまったことに対する謝罪。
これはどうやら恒例のようです。
一度は林さんの口から言わせないと気がすまないらしいテレビではいえないレベルの差別用語。微妙な無駄キャラ(笑)。
ニューハーフといえば家城さん…に対抗するがごとくに押されているおなべといったら林さん…設定。
2時間の出来事を10分〜5分に区切り、巻き戻し方法で見せていくまどろっこしい(失礼)手法。
途中から100%バレている伏線自体が、逆に狙いなのだろうかと思わせる構成。
…でも、それのどれを削ってしまっても、おさむショーじゃなくなってしまうという控えめなゴリ押し。
いや、なかなか癖になります。いや、癖になっているのかもしれません。
100%の誉め言葉ではないです。70%の誉め言葉です。そんな感じです。

【注目メモ】
・毎度のことですが、黒沢さんの活躍には頭が下がる思いです。声だけ聞くとすごく美人。
そしてダイエットをさせる気をおこさせてくれてありがとう(笑)。
・舞台でお気に入りの歌の歌詞を朗読しあう林原とひばり姉さん。「クレイジーと呼ばれりゃ
それもグッド…ボンバーヘッド。ボンバーヘッド…」「ボンバーヘッド!ウィンナー!!」
「ボンバーヘッド!!チーズイン!!」「ボンバーヘッド!!車で売るぜ!」
・歌の合間に芝居を入れてキスシーンへ…と策略し、作った芝居を演じる林原の微妙な…
「俺のキャラクターは、ダンディーなのか、バカなのか、石田純一なのか。」
・犬を演じる家城さんに「あれ(薬を舐めないようにする拡声器みたいなの)はつけなくていいの?」と林原。
「やだよ、魔界転生みたいな犬…」
・そういえば、浜崎くんと菊池くんに「おらおらおら〜」とされたことを思い出した。
・座頭市の一気コーナー…の前に。「兄貴のすごいところ」…『俺のたまごっちまだ生きてんだよ』
『俺、オヤジが60歳の時の子供なんだ』『俺な、林家いっ平に道聞かれたぜ』
・「カンチ〜。セイコウショウ〜!!」
・ 藤井フミヤ41歳であのエロスは異常だ、化け物だ。みんな気付け〜と美和からの忠告(笑)。
・「市のアニキって、2ちゃんねるの常連なんですか?」「茶色って呼ばれてるんだよ」
・音楽で芝居って、成立するってあるのね(笑)。
・最後はハローバイバイにバトンタッチ!「生理的にカラテカ入江が嫌いです!」の一言で大拍手がおこる(笑)
「酒を飲むようなコントはやりません」

これが第一作となり、三作までシリーズとして続きます。続きはそちらのレポで。

ザ・おさむショー「あるヤクザのはなし」2004年2月12日 恵比寿エコー劇場

ニューハーフのはなし、ヤクザのはなし、そしてニューハーフVSヤクザへと成る3部作の2作目。
毎回会場が違うので迷子になりそうです。迷子になる前に、ライブ日程を忘れて危うく見落とすところでした(笑)。

まずは毎回恒例となりつつあります「お詫びスライド」から。
チラシ内容とまた違ってしまったことは、別に狙ってやってることでもなくあらての詐欺でもない。
今までおさむショーは意味なくマイケル・ジャクソンを応援してきたが、これからはジャネット・ジャクソンも応援していく。
…といった内容。

ここのところのおさむショー、開場から開演までの間…おさむショーセピアの時はミスチル、ニューハーフの時がドリカム
そして今回はKinki。誰もが聞きたくなくても聞いてしまって知っている有名な曲を、最終的には怪しい思い出とともに
脳裏に焼き付けて劇場から客を放つ…それがおさむショーです(笑)。

まずは前回のダイジェスト。入江、菊地、浜崎の座頭市3人衆、乞食(デッカチャン)、キルビル姐さん(黒沢)…など
前回のキャストも出てきて(もちろん3人衆のダイジェスト部分は一気飲み部分)ブス・デブ・チビ…という出演者が出ていたと紹介。
が、前回の公演の最後に関くんが言い放った一言
「カラテカ入江は生理的にあいません」の一言により、今回は入江チームの出演はなし、と(笑)。
「みなさん、大きな拍手を」とのコメントに、客席は拍手。
差別ネタは一個もなくお送りする…ということで、おさむショー、スタート。

ある小学校の校門前。小学生のヤベくんとマイちゃんが一緒に下校中。
前夜見たヤクザ映画がかっこよかったと説明する矢部くん。
その会話に「とんだおこちゃま演技だこと…」と割り込んできたのはカズコさん(黒沢)。
そんなお芝居じゃダメ、自分は以前までニューハーフの店で人気のキルビルショウをやっていたが店はやめてしまったと
自分の紹介をはじめ、大女優である自分がお芝居の指導をしてあげると言い出す。
そこにやってきたのが小学6年生にしてIQ180というスーパー小学生・小泉ジュンイチロウくん(関)。
その少年に五流の女優のぼったくりだとバカにされ、持っていた刀で戦いを挑むカズコさん。
が、少年がヤクザのボスの息子と知り諂う。
復讐を恐れるカズコだが、今それどころじゃないから大丈夫だという少年。
「うちのパパはね、誰かに命を狙われてるんだ」

Kinkiの「フラワー」にのせ、父(UME)のラップによりオープニング。
ここで…泣ける物語、笑うところはない…などの内容のラップだったんで…それが後に…

父帰宅。貼ってあるポスターに文句をつける父。それは「あるニューハーフのはなし」のポスター。
「あれ?僕が先月観に行ったお芝居。差別とかお酒のましたり、若手つぶしのライブだ」
…今日は息子の誕生日。ヤクザなパパからの誕生日プレゼントはマシンガン。
そんなめでたい日だが、実はこのヤクザのパパ。今夜8時から9時の間に殺すという脅迫状を受け取っている身。
もうすぐ8時。どこかに逃げようとする父に、ここにいれば大丈夫、パパの部下とシュミレーションをしたから…と言う息子。

そのシュミレーションとは…

「金田のはなし」
ジェットコースター・ロマンスで登場した金田(金成)。「夏はあっみゅーぜんっっっぷぁぁぁぁぁあうううううくっっっ!」
父が一番信頼する部下である。どんなに警備していても、組員に裏切り者がいたらどうする?というぼっちゃん。
その状況を考え込んでいる間に、部屋の隅にビデオを設置するぼっちゃん。金田が自分に失礼なこといったりしないように
見張りのためのビデオカメラだという。少しでもぼっちゃんを罵倒しようものならば、「パパに見せるよ」と脅かされる。
父の命を守るシチュエーションをしようと言い出したとき、シチュエーションには人数が足らないことに気付く。
そしてそこに適役として出てきたのは、あの小学生の友達のヤベくんとマイちゃん。それぞれが殺しにきた人間や
警護に当たる人間、パパ役と割り当てられシュミレーションを行うが…結局は小学生3人にバカにされる金田の図。
あげくのはて、情けない姿の金田を田舎の金田の母に送りつけるとも言い出し、金田は土下座して謝罪。

そのシュミレーションの様子を聞かされる父。本当に金田とその友達だけだったのか?
他に誰かいただろう…と疑う父。床には長い髪の毛が…。そう、シュミレーションにはもう一人…

「高見沢のはなし」
金田の兄貴分・高見沢(熊谷)。実はアルフィーの高見沢好きのこの兄貴も交えてのシュミレーション。
(この兄貴、おさむショーセピアでも見たような…(笑)、そんなウザキャラ。)
この日父の半径1m以内に近寄った人間には銃を向けるというルールを決めるが、近寄ったからといって武器を持っているとは限らない。
なかにはバナナなんてものも…と、ここでバナナを持ってギャグを一発。ここでも金田はバカにされる。
「オーディションにいって、インパルスの堤下にかぶるといわれた…」
「おまえの彼女、内緒で水商売のバイトしてた…」

再びシュミレーションの様子を聞かされる父。シュミレーションには他にも人物がいたはずだ、という父。
そう…シュミレーションにはあの刀を持った…

「カズコさんのはなし」
元キルビルショーの人気者・カズコさん。校門前で出会ったのを縁にシュミレーションに演技指導を。
武器を持った人間の接近…?と思いきや、その手には未来日記が。
未来日記には金田とカズコさんのキスシーンが描かれており…。
「あなたラッキーね〜、私のレモン味を味わえるなんて…」
キスだけでなく、ビンタなど、体を張った黒澤さんに拍手。

再びシュミレーションを語る息子、そして聞く父。シュミレーションにはさらに人がいたはずだ、という父。
そう、シュミレーションにはあの3人が…

「ごますりヤクザのはなし」
シュミレーションには人数が足らない。もっと人物が必要だ、と呼び寄せたのは…テンション高い3人のごますりヤクザたち(Bコース)。
ぼっちゃんの誕生日を祝わなくてはとクラッカーを準備する3人だがぼっちゃんの意向でそのクラッカーは顔面へと向けられる。
怯えてならせない他2人をおいて一人度胸で鳴らしたナベちゃんえらい。その様子をダメ出ししていた高見沢。
じゃあ、おまえもと渡されたのは特大のクラッカー。堂々と受けてたちスタンバイをしたところで、その向け先をぼっちゃんに向けたら、
ぼっちゃん両手をあげて相当にビビッてました(笑)。取り仕切りなおしで…改めて高見沢、顔面に向け…発射!
見事テープを口の中で受け止め、金銀のテープを口からダラ〜ッと出しながらも成功!
熊谷くん!男らしいじゃないっ。関くん、あなた相当のSじゃない!(笑)
カズコ姉さんからのアドバイスで、もっとドキドキした感じを出して本番さながらにしなきゃということで、その任務が羽生に与えられる。
そして…彼は全裸にギターを抱え登場。他出演者みんながその局部をいろんな道具を使って隠しとおすというドキドキ感を味わうことに…。

再びシュミレーションの様子を語る息子。部屋の隅に転がるゴミ袋を見て、もう1人いたはずだという父。
そう、そこにはもう一人…

「乞食のはなし」
ニューハーフの店に出入りし、ひばり姉さん(家城)や林原(話)らと兄弟でもあった乞食(デッカチャン)。
彼はここにも生ゴミをもらいにきていたのであった。そんな彼も交えてシュミレーションをやってみようということに。
乞食「こじきのこー!!」
関「今年消えて欲しいお笑い芸人は??…シ。カ!!!」(笑)
今度は人数が多くなりすぎて、配役が決められない。金田がまず文鳥に。その様子を見ていて、僕も文鳥になると言い出すぼっちゃん。
結局2人は文鳥となり、父の殺害をその美声で食い止めるのだ。その美声で歌うのは…kinki kidsの「硝子の少年」
…お笑いコンビの片方は歌がうまくて、片方は…なもの?(笑)

以上、シチュエーションの説明が終わる頃、やがて時は9時を迎えようとしていた。
父は息子が本当にシュミレーションをしたのかどうか疑いだす。息子の妄想話を聞かされていただけなのかという父に
全部が全部嘘だったわけではなく、最高の作戦は組まれていたという息子。

「本当のはなし」
父の殺害計画がもたされた事務所内。ぼっちゃんの作戦があると聞いて呼び出された全メンバー。
混乱する全員を前に、ぼっちゃんが説明した作戦、とは…。
事務所入口に全組員を警備のため立たせ、さらにその中から裏切り者が出ないよう、カズコさんや友達、乞食を見張らる…。

その作戦の報告をする息子を誉める父だが、その息子の持つマシンガンは父へと向けられる。そして発砲…。

飛び込んできた組員らに、父の母に対する暴力、そして母の死…を語りだすぼっちゃん。それらが許せなくて父を殺した。
組の財産は組員でわけてもいい、ごますりヤクザのだれかが2億円で殺人の罪をかぶってくれ…などと説明するぼっちゃん。
悲しい顔をしないで喜んでいい話なんだよ、とぼっちゃんは説明するが組員の顔は当然暗い…
しかし、やがて笑顔で「ラッキー」連呼。
生意気ぼっちゃんの父という後ろ盾がなくなったのでこれからはいじめられると喜ぶ全員。

「昨日の夜のはなし」
実は脅迫状もすべてぼっちゃんの仕組んだ罠。結局ぼっちゃんの母の話も全部嘘…。そして…父が死んだという話も全部嘘。
シュミレーションの本当の目的は「父が死んだら、一番先に裏切る人」を探すことだったのだ。金田…ピンチ。

エンディング。
この公演終了後、次回公演ニューハーフVSヤクザのチケットをロビーで先行発売すると聞いて客席は荷物をまとめだす(笑)。
終了の声がかかるとまだ暗いうちから客席を立つ何人かの客の気配が。
いや…前回パターンで行くとこれで終わりじゃないんじゃないの??と思っていたら案の定、
ニューハーフ(家城)と林原(林)が登場!客席に歓声が起こり、一部のお客さんは急いで客席に戻りました(笑)。
歌の下手さに…?か飛び蹴りを食らう家城さん(笑)。セリフは忘れても…(笑)
家城「もしも栗田貫一が救急車を呼んだら…早くこーい!早くこーいっっっ!」

とにかく長い!!19時10分頃スタートで終了+チケット販売で会場を出たのが21時45分。
長く感じたのかなー。まぁ、繰り返し繰り返し、ニューハーフほどではないものの時間を少しずつ
遡りつつの構成だったこともあってか、時間の経つのが遅く感じたのかなー。

とにかく、次回は最終決戦!楽しみだっ。


ザ・おさむショー「あるニューハーフ対ヤクザのはなし」2004年4月3日 安田生命ホール

「あるニューハーフのはなし」「あるヤクザのはなし」と来て、最終章「あるニューハーフ対ヤクザのはなし」です。
あるニューハーフの話では、男たちをもてあそんだ結果、天罰で醜いニューハーフにされてしまった歌姫・吉沢美和(家城)と
美和が勤めるショーパブ「ラブラブラブ」の林原店長(林)らを中心とした物語。
あるヤクザの話では、命を狙うという脅迫状を受け取ったヤクザの小泉組組長(UME)の息子(関)と
組長が一番可愛がっている組員・金田の物語。その2つの物語が最終章でくっつくよ〜という、そういうお話。

前作2つの共通点。まず、物語の進行が時間通りには進まないこと。時間を遡ったり、物語中盤でいきなりラストシーンが出てきたり。
もうひとつの共通点は。ニューハーフ…では吉沢美和の名から察する通り、挿入歌はドリカム。ヤクザの話は金田がその美声を
Kinkiの曲で披露し…と、誰しもがなんとなく馴染みの深い曲が劇中に使われていたこと。…さてさて、今回は…

まず、会場入りして、その会場の綺麗さと、そして安室奈美恵の音楽に少しばかり驚き。そっか…今回は安室か…(笑)。
開演まで待つ時間、アンケートを見ると今回も特殊な質問設定が。
「今回の出演者で性格悪いと思うのは誰ですか?」「抱かれたいのは誰ですか?」
「抱かれたくないのは誰ですか?」「Bコースで足を引っ張っていると思うメンバーは誰ですか?」等など(笑)。
暫し悩みつつ、年も考えずに○をつけて遊んでると、あっという間に開演時間。

まずはマイケル・ジャクソンの音楽に乗せ、スクリーンで文字挨拶。いつも「チラシに書いたことと中身が違うものになってしまった」
というお詫びからスタートしてましたが「今回はお詫びしません!」というコメントからでした。
なぜかといえば、チラシに詳しい内容を書かなかったから。詳しい内容を書かなかったら、中身と違うこともない…というわけですね。
「作戦勝ちです」とコメントが続きます。おさむショーは今まで、マイケルとジャネットを応援してきましたが、今回はもう応援しません、とのこと。
そして、森三中の黒沢さんの薦めで、森三中・黒沢さんの薦めで、ジャクソンからオ○ム真理教を応援することに。
おいおい。また今回も危険な言葉が飛び出すのか…(笑)。「ちと長いです。覚悟してください。」とのコメントではじまりはじまり。

まず画面に映し出される「OSAM  DVD」。
メニューコマンドは「キャラクター紹介」と「本編」「映像特典」。キャラクター紹介のボタンが押される。
小泉タクヤ(関)の紹介でヤクザのはなし出演者の紹介。

小泉タクヤ:関暁夫
タクヤの父・小泉組組長:UME
小泉組組員・高見沢:熊谷岳大(ガリットチュウ)
タクヤの同級生・太一:矢部太郎(カラテカ)
タクヤの同級生・マイコ:キシマトマイ
小泉組組員・金田:金成公信(ハローバイバイ)
小泉組組員3人組:Bコース…だが、今回の物語には出演なし(笑)。
カズコさん:黒沢宗子(森三中)
ボディガード:アホマイルド

一方のニューハーフ組の紹介は実はオナベの林原店長(林)。

吉沢美和:家城啓之(カリカ)
林原店長:林克治(カリカ)
ニューハーフA&B:福島善成(ガリットチュウ)、ノーパンチ松尾(ザ・パンチ)
乞食:デッカチャン
座頭市のアニキ:入江慎也(カラテカ)
アニキの部下:パンチ浜崎(ザ・パンチ)、菊池大助(ノンスモーキン)
…今回はこの座頭市のアニキと部下たちの出演場面なし。

美和、林原、乞食、ニューハーフ、座頭市のアニキは実は全員兄弟。
こちらにもカズコさん登場。以前、林原は金のためにカズコさんと付き合っていたことがある。
以前はこのショーパブでキルビルショーをやっていた女優だったが、今では手作りの弁当をヤクザの組事務所などに
売りに行ったりする生活。その同じ組事務所にゴミをもらいに行くのが乞食。そこらで物語がつながっているというワケ。

またまたメニュー画面。通常再生とシャッフル再生が選べるという。シャッフル再生はチャプター1〜16をランダムに並べ替え
新鮮に物語を楽しむという再生手法。…シャッフル再生スタート。…ですよね(笑)。
客席から男性の声で「シャッフルかよ!」という声が聞こえて、会場に笑いがおこるという場面も。
CGのシャッフルガールは…実写の大島さんでした(笑)。
「うちのだんなの作った話を勝手にシャッフルしたいと思いまーす♪」と頭に包帯巻いた状態で踊りだす大島さん(笑)。
その画像には…「見苦しい映像のため、映像加工しております。」とのご案内が(笑)。あ…あんた…妻でしょうが…(笑)。
他、「現在の体重 80kg」「軽く頭をやられております。」などなどのご案内付き。
シャッフルも無事終わり、案の定ラストシーンが真中に来てたりしてますが、どう調理されるのやら楽しみ。
シャッフル中、カメラマン(だんなのおさむさん撮影)から指差し棒でおっぱい突付きのいたずらが入ります(笑)。
画面文字「お見苦しいおのろけ映像はこのくらいにして…」(笑)

チャプター04 2月29日 PM7:00 ショーパブ「ラブラブラブ」
赤字だと悩む林原店長とニューハーフAとB。今日もショーパブが始まるというのに客が入っておらず。
スポンサーがつけばラクになるのに…と話しているところに、カズコさん登場。フィアンセを連れてきたというカズコさん。
Kinkiの歌を歌いながら入ってきたのは金田。みんなが仲を疑う中、「なんでなんで?可愛くね??」と不思議がる金田。
金田がヤクザの組長に任命されたばかりで、カズコはその妻になるという。この2人の前で今夜のショーが始まる。
安室の歌を歌って登場する(金成・林さんは歌がうまいのでカラオケだが家城さんは男だし、歌姫の設定なのでね…口パク)美和さん。
その美和さんの姿に一目惚れする金田。婚約者のカズコを振り切り、美和さんと結婚すると言い出す金田。
その場でプロポーズされる美和さん。音楽はもちろん(笑)「CAN YOU CELEBRATE?」

チャプター07 3月1日 PM7:00 小泉組事務所
小泉事務所からはライフルが盗まれ、息子さんの命を狙うというFAXが届いている。
しかし、それらもすべてぼっちゃまの仕業。狙いは金田が結婚すると言い出した美和。
ライフルは向かいのビルにスタンバイさせているヒットマン…同級生のマイコちゃんと太一くんに渡してある。
ある合図をきっかけに美和を撃ち殺すことを計画している。
撃つきっかけの合図は太一くんが決めることになっていて、決まったらメールで連絡がくることも手配してある。
美和には最愛の人の前で醜い姿で死んで欲しいと願うぼっちゃん。
高見沢「どうします?ガキらしく志村けんのマネをするのが合図だったら、あははは〜」
志村けんという名前を聞いて激怒しだすぼっちゃん。ぼっちゃんは実は志村けんが大嫌い。実はぼっちゃんの本名は「小泉志村」。
志村けんが大好きな父親に名づけられたからだ。小学校ではいじめの対象になると仮名をつけてくれたので「タクヤ」という名前がある。
その一件以来、たくや坊ちゃんは志村けんの名前を聞くのもいやなのだ。
タクヤ「おまえ、この話誰にも言うなよ。」

チャプター02 2月29 PM5:00 小泉組事務所
ボスから次期組長になれ、と言われる金田。自分は引退するという。その話に喜んでいる金田。そこにカズコが登場。
組長になる話を聞いて、おにぎりを売り込みに来た。ついでに自分も買ってもらおうとするが、頑なに断られる。
…振られたことで落ち込んでいると、そこに乞食が。
乞食「そんなに金田さんと結婚したいの?…乞食の耳は地獄耳!」

チャプター16 3月1日 PM9:00 ビルの屋上(ラストシーン)
鳴り響く銃声。
マイコ「どうだった?」
太一「見事一発であの気持ち悪いのしとめたよ!作戦終了!!」

チャプター09 3月1日 PM7:25 小泉組事務所
結婚式の相談をしているぼっちゃんと高見沢と金田と美和、林原ら。ドーンと派手に芸能人なんかを呼んだほうが
いいんじゃない?などと話し合いをしている。やはり賑やかにお笑い芸人を呼んだほうがいい…と言い出す林原。
林原「子供からお年よりまで好まれる芸人がいいんじゃないんですかね?」
ぼっちゃん「そうだね。ラーメ○ズなんか呼んでも、しんみりするだけだもんね」
ぼっちゃん「あ〜、あれだけはやめよ。大嫌いな…大っ嫌いな…青木○やか!」
金田が止めに入るが“青木○やかで一度も笑ったことなんかねーだろ?”と毒舌を止めないぼっちゃん(笑)
金田「思い切って、俺が大好きなあの人呼んじゃう?志村けん!」
怒りの発作を起こすぼっちゃんに首を絞められる金田や林原。
ぼっちゃん「志村がいるから世界で戦争が終わらない、志村がいるから日本に変なオジサンが増えるんだ、
志村がいるから発掘あるある大辞典のヒロミさんのポジションがなくなったんだよ
志村がいるから上島竜兵の仕事が微妙に増えるんだよ!」
金田「変なおじさんが増えたのは関係あるようで関係ないから…ヒロミさんは努力を怠ったから…
上島さんは実力だから…」と、止めに入る。
…この騒ぎにひとり静かになっている美和。実は美和も志村が大嫌い。
美和「志村みたいな大人がいるからね!若村真○美は変な教祖と結婚したのよ!!
志村みたいな大人がいるから京都では鳥がバンバン殺されてるのよ!!志村みたいな人がいるからね
CDデビューしたあとのタッキ○&翼はいまいちパッとしないのよぉ〜」
ぼっちゃんと美和さん、2人とも志村けんが大嫌いだったのだ。

チャプター05 3月1日 PM4:00 小泉組事務所
金田の結婚話を父から聞くぼっちゃん。養子縁組して家庭を持つ…と説明する。
役所に提出する養子縁組の書類の保証人の欄に印を押す約束をしているが、出かける用があるので…と
息子にそれらを託す父。イタズラを考えていたぼっちゃんのところに…カズコから電話が。
結婚相手の美和が、金田を使って組のお金を騙し取ろうとしていると嘘の情報が伝えられる。
そこでぼっちゃんは美和の殺害計画をたてる。息子である自分の命を狙いに来たスナイパーに美和が誤射される…

チャプター10 3月1日 PM7:35 小泉組事務所
美和が何故志村けんが嫌いなのか…。1月前、夜道をある人と歩いているところにパンストをかぶった
チンピラ風の男が近づいてきて襲い掛かった。一緒にいた人に志村のギャグを要求、志村のギャグをやったら
おまえだけ逃がしてやる…と言う男。そこで同行者は志村けんのギャグを3つノリノリでやって逃げ出し、
残された美和1人、犯されてしまった。それ以来、志村けんがトラウマになり大嫌いに…。
実は一緒にいた人というのは…林原店長。

チャプター12 3月1日 PM7:50 小泉組事務所
スナイパーから合図の連絡が。合図とは…「志村けんの一番面白いあのギャグを標的がやったら、
僕が撃ちます」…却下しようとしたが、太一くんの携帯が電池切れでつながらない…。
ビルまで連絡に行ってくると高見沢が言い出すが、今動いては怪しまれるし時間もない。
そこでぼっちゃんから判子を押すかわりの条件が出される。泣きながら(笑)志村のギャグをやれと
伝えるぼっちゃん。嫌がる美和。連発する志村の名に興奮して、美和の首を絞めるぼっちゃん。
小泉組次期組長からの店への援助金を目当てに、林原店長らは、美和になんとしてでも結婚して欲しい。
2人の幸せのためなんだ、と美和を説得し、志村のギャグをするようお願いする。
美和は1回だけギャグをする…というが、果たして「志村の一番面白いギャグ」ってなに?
変なおじさん、アイーン、だっふんだ…アイーンで子供達が笑っていたという情報を基に、
子供であるスナイパーのいう面白いギャグは「アイーン」だろう…と推測したぼっちゃん。
しかし、林原がトラウマ発生時にやった「アイーン」が頭にこびりついている…と、ギャグをすることが出来ない美和。

チャプター06 3月1日 PM6:00 ショーパブ「ラブラブラブ」
こんなに急に結婚していいのかと戸惑う美和にニューハーフが言葉をかけ励ます。
美和が極道の妻になれば、小泉組次期組長の金田は、この店にも金を回してくれるはずだと算段する
林原店長。

チャプター13 3月1日 PM8:10 小泉組事務所
好きな人の前でアイーンの顔をするのは恥ずかしいという美和。元からすごい顔なんだから関係ないと
励ます?林原。
美和「そうだね、やる。」
そこに林原宛にカズコから電話が。金田が催眠術にかかっていることを知らされる。
“醜いものが美しく見える催眠術”…この催眠術がとける方法は…金田が愛している人が目の前で
志村けんの一番面白いギャグをすること。カズコ曰く、志村の一番面白いギャグとは…アイーン。
アイーンをやれば、金田の催眠術は解けてしまう…。林原はアイーンを阻止し
林原「ぼっちゃん、あれをお忘れじゃないですか?…だぁーいじょーぶだぁぁぁ〜」
一方、ビルの屋上では「もしかし、ギャグで悩んでるのでは?」と思い始め、
買ったばかりだというマイコちゃんの携帯で、ぼっちゃんに連絡。
マイコ「一番面白いギャグといえば、もちろん“だ…”」
こちらも電源切れ…。
だといえば…「だいじょうぶだぁ〜」なのか、「だっふんだ!」なのか…
美和はトラウマを乗り越えて「だっふんだ!」に挑戦する。

チャプター03 2月29日 PM5:15 小泉組事務所
乞食がカズコの願いをかなえてあげようと、金田に催眠術をかける…。
すると即効でカズコを「キレイだ…」と褒め称え始める金田。
カズコ「じゃあ〜、キッスしてあげてもよろしくてよぉ?」
…キスする2人(笑)。
カズコとの結婚を宣言する金田。

チャプター01 2月29日 PM3:00 とある通学路
帰宅途中のマイコと太一くん。催眠術を覚えたての乞食は2人に、催眠術のキーワードを
考えてくれという。小学生2人は志村のギャグで一番面白いものにすれば?という。
太一「志村のギャグで一番面白いものといえば…ダッフンダ!だよー」

チャプター14 3月1日 PM8:40 小泉組事務所
美和は金田の前でダッフンダ!をする。金田は大爆笑。発砲はなかった。
ぼっちゃん「ダッフンダじゃなかったんだ…」
林原「ダッフンダじゃなかったぞぉ〜!」

チャプター11 3月1日 PM8:15 ビルの屋上
太一はダッフンダが一番面白いと思っていたが、マイコの思う一番面白いギャグは「だぁいじょうぶだぁ〜」
それを聞いてマイコちゃんは別れましょうと言い出し、それに慌てた太一君は自分の意見を曲げる。
太一「志村の一番面白いギャグ…」
マイコ「だーいじょうぶだぁぁ〜!」

チャプター08 3月1日 PM7:10 小泉組事務所
金田の結婚相手を批判する高見沢。ぼっちゃんは結婚を勧める。
組長が留守なので、入籍も翌日に延ばそうと思ったという金田に
ぼっちゃん「いいのいいの。鉄と恋心は熱いうちに打てってね。…って、大鶴義丹が言ってた。」
そこに初めて美和登場。その醜い姿に驚く2人。しかし、金田はベタ惚れの様子。
(福山の歌の合いの手が実にリズムが悪くて…)
美和「夢でなければいいなぁ〜」

チャプター15 3月1日 PM8:43 小泉組事務所
「ダッフンダ」に大爆笑している金田。
笑い終えた金田。
金田「で、おまえ誰?」…催眠術が解けてしまったのだ。
林原により催眠術のからくりを説明されると
金田「こんなぶさいくと結婚するやつなんていないよ!」
泣き出す美和。が、ぼっちゃんが「これでよかったよ…」と、美和殺害までの計画を話し出す。
からくりを知り落ち込む美和に、金田が捨て台詞をはく。
「バカじゃねぇーの、おまえ」
この言葉に記憶がよみがえる美和と林原。
そう、美和のことを襲ったのは…ストッキングをかぶった金田だったのだ。
…すべてが明かされ、謝る金田。
美和「私もバカだけどさー、あんたもバカじゃーん!」
ぼっちゃん「小泉組の組長がニューハーフを犯すとは聞き捨てならないなぁ〜」
お得意のビデオテープをまわしていたぼっちゃん。実家のお母さんに送ると言い出す。
泣きながら謝る金田。そんな金田をエンガチョして逃げ回る全員。
その金田を唯一かばったのは美和だった…。が、美和も一緒にエンガチョされる(笑)。
金田「俺、やっぱあんたしかいないや…」
美和「私の胸で泣きな!!」
志村けんのことを好きになる努力もするから…という美和に
金田「大丈夫かな…本当に大丈夫かな?」
美和「大丈夫だって。っていうよりも…ダーイジョーブダーッ〜♪」
バキューン…鳴り響く銃声。

エンディング…と思いきや、またDVDのメニュー画面になり「特典映像」→「カットされたシーンを見る」に。
まずはOKシーン。そして演出上カットされた場面が紹介される。

美和が初めてぼっちゃんたちの前に現れるシーン。カットされた場面というのは…
そこに登場したのは座頭市軍団。めでたい席に呼ばれなかったのを不満に思っての登場らしい。
座頭市のすごいところを見せた後、じゃあ、ぼっちゃんもすごいところ見せてやりましょう…と、
前に出てきた関くん。
関「俺はなー(シャキーーン)ダイ○ジの大谷が大嫌いだー!!!」
みんなに口をふさがれる(笑)。
関「あいつら、売れたらぶんなぐりに行ってやる!!」
金成「俺がかわりに大好きだから!」
恒例の一気コール。ビールから(缶をあける時には「プッシュ!大統領〜」と気を抜かず)
「飲んじゃって飲んじゃってぐいぐい飲んじゃって!飲まなきゃ年金払いなさい!エスミ、エスミ!…」
まぁ、いつもの調子でビールがテキーラになり。その杯数もさすがは最終章とあって5杯、10杯、
ぼっちゃんの悪ふざけで+10杯と計25杯。
最終章イベントとして主役級の誰かにも飲んでもらいましょうということに。選ぶのはVTRに登場した
KABA.ちゃん。一番抱かれたいのは誰?とカリカとハローバイバイの4人のうちから選ぶことに。
見事選ばれたのは…林さん!…ということで林さんがビール一杯をイッキ。

別なカットシーン。金田と美和がハブにされている時…。
組長登場。組長ラップ。みんなもラップにチャレンジ。ラップで悪口大会になってるところで
争いごとはだめよ〜とカズコさんの声。キャンユー…の替え歌で登場。替え歌テーマはオウ○真理教…(笑)

また別なカットシーン。一番面白いといったらだっふんだ、だよ、と太一と乞食が話しているところに…。
一番面白いギャグを教えてみらったお礼に、乞食は太一に宝のゴミをプレゼントする。
カップラーメンにアルミホイル、センス…などなど。

美和にときめき、胸の鼓動が福山のリズムを刻み始めた金田。
そこにやってきたのはチンピラ3人衆。またしても関ぼっちゃんのS性発揮でタバコの火攻撃やらを喰らう。
ひとり、羽生だけはヤクザをやめて音楽の世界で生きると止めてしまったらしい。
また風船を顔に挟んで、顔の力で割る、ということに。ナベちゃんの芸人根性は素晴らしい。
超大型の風船を顔に挟んで、会場内を逃げ回る2人。それを針をもって追っかけまわるぼっちゃん。
その様子を見ていて、金田が「ぼっちゃんの喜ぶことを理解してない」と言い出す。
金田「ぼっちゃんが喜ぶのはなー。刺激のある歌だ」
…登場したのは…全裸のギタリスト(笑)。羽生くん。
先ほど乞食から太一君に渡された品々が、股間を隠すために利用される(笑)。
ま、今回も見えましたけどもね(笑)。

もう一つのエンディング。銃弾に倒れる美和。…その一週間後、ショーパブ。全員が集まっている。
驚異的な回復力で全治一週間で回復。この店で結婚式が行われるのだ。
美和の歌で始まる予定だが、裏で金田、林原、ぼっちゃん…で何を歌うかで揉めているらしい。
ウェディングドレス姿で登場した美和に会場から歓声も聞こえたが、すぐにキャンユー…の音楽は止められる。
戸惑う美和。そこに流れてきた音楽は「チェイス…」
どういうこと??と訴える美和。
そこに登場したのは超ピチピチミニパン+へそだし+ヅラ女装の金田。
UMEさんのラップ入り。
そして次に登場したのは、金田と同じ格好の林原。頭がクラクラする感じの女装(笑)。
さらにぼっちゃんまで同じ格好で登場。しかしぼっちゃんの女装は普通に可愛い。

大騒ぎの中、終了。
エンディングVTR。出演者の紹介。その横に一文字ずつ映し出されていた文字。
「みんなまたくがつにあいましょう」

エンディング挨拶。

…ってことで。九月にはどんな差別ネタが(笑)見られるのでしょう。

帰りロビーではポストカード発売。乞食によるポスター発売などがありました。

およそ2ヶ月後、シャッフルはナシよスペシャルというライブが行われました。
その名の通り、チャプター通りにした作品です。そちらのレポもよければ参照ください。

おさむショー「あるニューハーフvsヤクザのはなし」シャッフルはナシよSP 2004年6月10日 六行会ホール

4月に新宿で行われた公演「あるニューハーフ対ヤクザのはなし」。
これがシャッフルガール(おさむさんの嫁)により、物語の進行がシャッフルされていたんです。
で、今回はシャッフルなしで1回限りお届けしようではないか、ってことで「シンバンバ」とかいう駅にある会場で公演…
っていうワケです。会場は綺麗で広いところでした。遠かったけど。

まず、いつものマイケル・ジャクソンの音楽に乗せて…最初に出演予定であったUMEちゃんが「浪人街」に出演中のため出られない。
本人は「おさむショーに出たい」と言っていたが、「どう考えても浪人街だろう!」と(※浪人街は唐沢寿明さんと松たか子さんらの舞台)
浪人街への出演をすすめた。そこで代わりのデブキャラのキャストを探してはみたものの見つからず、結局デッカチャンの二役に。
笑わないように。…とのスクリーン説明。

またまたDVDのメニュー選択画面へ。今回はシャッフルナシバージョンですから!本編へ…とすんなりいくかと
思いきや、やはりここでシャッフルガール登場。シャッフルをねだる。ここでエラーです。おのろけでエラー発生。
愛ってステキ(ハートマーク)まで飛び出てきます。 

以下、4月3日のレポと照らし合わせてください。このレポ作成の際、あちらからそのまま持ってきたのもあるので(笑)
どちらか読めばいいと思います(笑)。

《2月29日 PM3:00 とある通学路》
太一とマイコが帰宅している。そこに乞食登場。

オープニングVTR。主な出演者紹介。
小泉タクヤ:関暁夫
タクヤの父・小泉組組長:UME
小泉組組員・高見沢:熊谷岳大(ガリットチュウ)
タクヤの同級生・太一:矢部太郎(カラテカ)
タクヤの同級生・マイコ:キシマトマイ
小泉組組員・金田:金成公信(ハローバイバイ)
カズコさん:黒沢宗子(森三中)
ボディガード:アホマイルド
吉沢美和:家城啓之(カリカ)…ニューハーフ
林原店長:林克治(カリカ)…実はおなべ
ニューハーフA&B:福島善成(ガリットチュウ)、ノーパンチ松尾(ザ・パンチ)…美和・林原とは兄弟。
乞食:デッカチャン…美和・林原とは兄弟。

デッカチャンの二役のための着替えが間に合わないため…とのアナウンスがあり
出てきたのは、座頭市のアニキとその部下たち。
座頭市のアニキ:入江慎也(カラテカ)
アニキの部下:パンチ浜崎(ザ・パンチ)、菊池大助(ノンスモーキン)
アニキのすごいところ見せてちょーだい!を何本かやった後、
「…もういいです、帰ってください。」の林さんアナウンスで退場。

《2月29 PM5:00 小泉組事務所》
金田が次期組長に。金田と結婚したいカズコを見かねた乞食は…。

ここで再び着替えが間に合わないということで、つなぎで出てきたのは…
小泉組組員3人組:Bコース。
爆笑コントをしようと思った矢先、「着替えが間に合いましたので帰ってください…」とアナウンスが。
「爆笑コントさせて!」というBコースに、「爆笑とれんの?」と金成くん。

乞食は覚えたての催眠術で、ブサイクなものがキレイに見えるようになるという催眠術を金田にかける。
カズコとの結婚を宣言する金田。もちろんキスシーン付き(笑)。
この催眠術は、金田の愛する人が目の前で、志村けんの一番面白いギャグをしない限り覚めない…。

《2月29日 PM7:00 ショーパブ「ラブラブラブ」》
赤字だと悩む林原店長とニューハーフAとB。今日もショーパブが始まるというのに客が入っておらず。
スポンサーがつけばラクになるのに…と話しているところに、カズコさんが金田をつれて登場。
金田が次期組長になれば、自分は組長の妻になる、と元彼氏(しかしオナベだけど)の林原に告げる。
そこに歌姫といわれる美和が安室(アムウ○イ…奈美恵と言う金田(笑))を歌いながら登場。
その醜さ…に一目惚れする金田。婚約者のカズコを振り切り、美和さんと結婚すると言い出す金田。

《3月1日 PM4:00 小泉組事務所》
金田の結婚話を父から聞くぼっちゃん。ニューハーフなので結婚は出来ないが、養子縁組して家庭を持つ…と説明する。
役所に提出する養子縁組の書類の保証人の欄に印を押す約束をしているが、出かける用があるので…と
息子にそれらを託す父。そこにカズコから電話が。結婚相手の美和が、金田を使って組のお金を騙し取ろうとしていると
嘘の情報が伝えられる。もちろんそれはカズコの企みだったが、ぼっちゃんは美和の殺害計画をたてる。
組長の息子である自分の命を狙いに来たスナイパーに美和が誤射される…計画。

《3月1日 PM6:00 ショーパブ「ラブラブラブ」》
こんなに急に結婚していいのかと戸惑う美和に兄弟でもあるニューハーフが言葉をかけ励ます。美和が極道の妻に
なれば、小泉組次期組長の金田は、この店にも金を回してくれるはずだと算段する林原店長。

《3月1日 PM7:00 小泉組事務所》
小泉事務所からはライフルが盗まれ、息子さんの命を狙うというFAXが届いている。
しかし、もちろん、これらはすべてぼっちゃまの仕業。狙いは金田が結婚すると言い出した美和。
ライフルは向かいのビルにスタンバイさせているヒットマン…同級生のマイコちゃんと太一くんに渡してある。
ある合図をきっかけに美和を撃ち殺すことを計画している。
撃つきっかけの合図は太一くんが決めることになっていて、決まったらメールで連絡がくることも手配してある。
高見沢「どうします?ガキらしく志村けんのマネをするのが合図だったら、あははは〜」
志村けんという名前を聞いて激怒しだすぼっちゃん。ぼっちゃんは実は志村けんが大嫌い。
実はぼっちゃんの本名は「小泉志村」。志村けんが大好きな父につけられ、小学校ではいじめられないよう仮名のタクヤで
過ごしているという。(ちなみに高見沢だけ前回の衣装を無くしたらしく、今回新調。ぼっちゃんに叱られる)
そこに初めて美和登場。その醜い姿に驚く2人。しかし、金田はベタ惚れの様子。
結婚式の相談をしているぼっちゃんと高見沢と金田と美和、林原ら。ドーンと派手に芸能人なんかを呼んだほうが
いいんじゃない?などと話し合いをしている。やはり賑やかにお笑い芸人を呼んだほうがいい…と言い出す林原。
(前回はここでラーメンズの名が。しんみりするからやめたほうがいいというご意見。)
ぼっちゃん「あ〜、あれだけはやめよ。大嫌いな…大っ嫌いな…フッ○ボー○アワー!」
ぼっちゃんは「仕切ろう、仕切ろう」って感じの後藤が嫌いらしい(笑)。「関西芸人がナンボのもんじゃーい!!」
結婚式には、志村けんを呼ぼうか?という話に落ち着きかけるが、怒りの発作を起こし暴れるぼっちゃん。
…この騒ぎにひとり静かになっている美和。実は美和も志村が大嫌い。
美和「志村がいるからね!イラクにいった3人はつかまって大変だ!!」
林原「イラクの3人は関係ないから!最初の3人、特に今○ってヤツ!ちょっと目はいっちゃってるよ?
でもそんなに悪いヤツじゃないと思うし…それより俺は!女のヤツが解放されたあとに、ずーっと飴玉舐めてる
姿が世界に中継されているほうが気になったから!!」(思わず客席より拍手(笑))
美和が何故志村けんが嫌いなのか…。1月前、夜道をある人と歩いているところにパンストをかぶった
チンピラ風の男が近づいてきて襲い掛かった。美和と一緒にいた人に志村のギャグを要求
志村のギャグをやったらおまえだけ逃がしてやる…と言うチンピラ。そこで同行者は志村けんのギャグを3つ
ノリノリでやって逃げ出し、残された美和1人、犯されてしまった。それ以来、志村けんがトラウマになり大嫌いに…。
実は一緒にいた人というのは…林原店長。
その衝撃の中、スナイパーから合図の連絡が。合図とは…「志村けんの一番面白いあのギャグを標的がやったら、
僕が撃ちます」…却下しようとしたが、太一くんの携帯が電池切れでつながらない…。
ビルまで連絡に行ってくると高見沢が言い出すが、今動いては怪しまれるし時間もない。
名前を口にするのもいやなくらい嫌いなのに…泣きながら(笑)養子縁組の書類に判を押す条件として
志村のギャグをやれと伝えるぼっちゃん。嫌がる美和。小泉組次期組長からの店への援助金を目当てに
林原店長らは、美和になんとしてでも結婚して欲しい。2人の幸せのためなんだ、と美和を説得し、志村のギャグを
するようお願いする。美和は1回だけギャグをする…というが、果たして「志村の一番面白いギャグ」ってなに?
熱くギャグ論が展開された後、「アイーン」に決定。アイーンをやる覚悟をやっとつけた美和。
そこに林原宛にカズコから電話が。金田が催眠術にかかっていることを知らされる。
“醜いものが美しく見える催眠術”…この催眠術がとける方法は…金田が愛している人が目の前で
志村けんの一番面白いギャグをすること。カズコ曰く、志村の一番面白いギャグとは…アイーン。
アイーンをやれば、金田の催眠術は解けてしまう…。林原はアイーンを阻止し
林原「ぼっちゃん、あれをお忘れじゃないですか?…だぁーいじょーぶだぁぁぁ〜」

一方、ビルの屋上では「もしかし、ギャグで悩んでるのでは?」と思い始め、
買ったばかりだというマイコちゃんの携帯で、ぼっちゃんに連絡。
マイコ「一番面白いギャグといえば、もちろん“だ…”」 こちらも電源切れ…。
だといえば…「だいじょうぶだぁ〜」なのか、「だっふんだ!」なのか…
美和はトラウマを乗り越えて「だっふんだ!」に挑戦する。金田は大爆笑。発砲はなかった。
ぼっちゃん「ダッフンダじゃなかったんだ…」
林原「ダッフンダじゃなかったぞぉ〜!」
 
その頃ビルの屋上では、マイコと太一の間でギャグについて意見が分かれていることが判明する。
結局マイコの思っていた「だっふんだ」が一番面白いという意見に統一される。

スクリーンに「楽屋でモメ事が起きていますので、しばらくお待ちください。」

笑い終えた金田。
金田「で、おまえ誰?」…催眠術が解けてしまったのだ。
林原から催眠術のからくりを説明されると、金田は今までの行動を全て否定。こんなブサイクと結婚する
ワケがないという金田に泣き出す美和。が、ぼっちゃんが「これでよかったよ…」と、美和殺害までの計画を話し出す。
からくりを知り落ち込む美和に、金田が捨て台詞をはく。
「バカじゃねぇーの、おまえ」
この言葉に記憶がよみがえる美和と林原。
そう、美和のことを襲ったのは…ストッキングをかぶった金田だったのだ。…すべてが明かされ、謝る金田。
美和「私もバカだけどさー、あんたもバカじゃーん!」

泣きながら謝る金田。そんな金田をエンガチョして逃げ回る全員。
その金田を唯一かばったのは美和だった…。が、美和も一緒にエンガチョされる(笑)。
金田「俺、やっぱあんたしかいないや…」
美和「私、世界の中心でアイーンと叫ぶーーー!!!」
金田「大丈夫かな…本当に大丈夫かな?」
美和「大丈夫だって。っていうよりも…ダーイジョーブダーッ〜♪」
バキューン…鳴り響く銃声。

3月1日 PM9:00 ビルの屋上
鳴り響く銃声。
マイコ「どうだった?」
太一「見事一発であの気持ち悪いのしとめたよ!作戦終了!!」

再びメニュー画面。「特典映像・楽屋」
まずは…「舞台では??」芝居中。
…そして「楽屋では??」 Bコースが舞台に出してくれとねだっている。
それに対し「おまえら見てるとかわいそう!」と言い放つ関くん(笑)。関君の遠慮ない暴力まで飛び出したところで…
羽生くんがプチ切れ!全裸にギター姿で登場。それを制止しようとする座頭市と仲間たちの戦いが始まった…。
また、見えてましたけどね(笑)最後は座頭市のアニキのラジオ体操拳で。

もうひとつのエンディング。銃弾2発を受けながら、全治1週間だった美和さん。
無事、金田との結婚式を迎えた。
また裏で何を歌うか、新郎新婦と林原で揉めているらしい…。
前回やった「CAN YOU CELEBRATE」は、思ったより女装が気持ち悪かったということで今回はナシ。…ってことは…
金田曰く「アレしかねぇ!」ってことで…

林原Na「吉沢美和の結婚式が始まります。それではまず聞いてもらいましょう…吉沢美和の「CAN YOU CELEBRATE」…と
行きたいところですが、ここでニュース速報です。」
全員「NewS速報?」

今回は「希望~Yell~」ぼっちゃん、金田、美和、林原の4人が気持ち悪格好いい(笑)。
サインボールまで投げるサービス付きでした(笑)

エンディングVTR。

エンディング。汗で家城さんのメイクがすごいことに。泣いた研ナオコ…いや、KISSのように。
みんなでNewSの格好のまま、コンサートに行っちゃおう、という計画も。
9月には本公演として、よゐこをゲストに迎えるそうです。
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