渡辺プロライブ 草月ホール 1998年3月25日

初めての会場だったので、迷うかな〜と思いながら歩いていたら、あった、あった。
女の子がぐわーっといて、カメラクルーも2班ばかしいる。
追っかけ密着レポートを放送した「スーパーナイト」直後だかからもしれないが、普段以上に過熱している気がする。
会場はとても立派な建物で、ナベプロの若い兄ちゃんたちは仕切りが悪くて、ファンは車にひかれかけてて
「あ〜ぁ、せっかくいい会場なのに二度と貸してもらえないかもしれないなぁ」などと思いながら入場した。
原宿クレセントホールと違い、3階席まであり1階席も段差があるためとっても見やすい。椅子もとてもいい感じ。

オープニング。ネプチューンが登場。今までも歓声がうるさいと感じたことは何度もあったが、本当に
鼓膜がビリビリ言ったのは今回が初めてだった。これも会場の音響設備が良すぎるせいなんだろうな。
いつも思うのは、こういう叫び声出している人って、その瞬間めっちゃ醜い顔してんだろうなぁ、正面から見てやりたいなぁ・・・
というスマイリーキクチ風なこと。本当に正面からじーっとみつめて恥ずかしがらせてやりたい(笑)。

健ちゃんはつなぎを着て登場。
「ち○この位置がわかんなくていいよね」という健ちゃん。
名倉さん
「(原田さんに向って)当てたって」
原田さん
「右!」
健ちゃん
「タンポーンッ!」とエロティックな出出し。
ちなみに名倉さんはジージャン、原田さんは人民服(笑)。
話題かわって原田さん
「びっくりしました。スーパーナイト」
名倉さん
「俺が・・・素晴らしい態度で接してね(笑)。あれみたらミックジャガーか俺か・・・くらいなね(笑)」
原田さん
「でもね、フォローするわけじゃない。フォローするわけじゃないけど・・・・・(しばらく間)」
名倉さん
「・・・・・・フォローないんかいっ!(笑)」

この日、原田さん。タクシーで来てタクシーの運転手さんに会場の搬入口までとお願いしたが、タクシーの運ちゃん。
泰造さんを知らなんだ(笑)。で、近くの目立つ建造物前で危うく降ろされかけたらしい。なんとか説得して会場前へ
行ってもらったが、道間違えてしまって、とうとうファンに見つかってタクシーが囲まれたらしい。
ゾンビのごとく「たいぞぉ〜、ダイゾォ゛〜」集まってくるファンに運転手さんは青くなるばかり・・・・(笑)。
名倉さん
「俺かて、車で行ったらバンバン叩かれて・・・」
ここで健ちゃん
「みんなね、ファンはいい人なんだから。ファンに接する正しい方法を教えてあげる!」
名倉さん
「おおっ、健が一番優しい」
客席
「ええーっ!」と大ブーイング(笑)。
その実践方法は・・・
「好きやねん!好きやねん。あぁ〜、お腹すいた。プール行こうっ!」っていうことを(なんやそれ(笑))
口にださなくても気持ちで伝えるというもの。
泰造さん
「心のなかでも、ありがとうって思って言ってんだけど恥ずかしいから・・・。名倉潤みたいな態度に・・・(笑)」
名倉さん
「モテたことないから、ホント、どうしたらいいかわかんないのよ」

トップはアクシャン。肝臓移植をジャンケンで決めてしまおうという医者と患者のネタ。白衣が似合うわ、杉崎さん。
やるせなす。やくざとぶつかった青年のネタ。やくざのズボンのファスナーからシャツが出ている失態に、脅されながらも
つい笑ってしまいそうになる・・・という話。もう少し、もう少しだけその笑う原因にひねりが欲しかったと思ってしまった。
また、最後は一度舞台を暗転して、オチをつけたすという形式だったのでまたしても、オチの読み違いでの拍手が。
途中、やくざな人に扮する石井さんが「とさかに来た〜」と言うセリフの時に、海砂利水魚のギャグを思い出して笑った客が
明らかにいたのを見逃さなかったぞっ。なんかそれは失礼かも、と思った私であった。
ビビる。拾い食いする謎の人物と、昼間から定職をもたずに公園で時間をつぶす人のネタ。今回、私の周囲の人の中では
結構、評判がよかったですね。私は・・・いつもと同じくらいの評価です。まるで誰かりプロレスの引退を記念してかのような
拾い食いの引退イベントまで一人芝居をする大木さん。いいんじゃないっすか〜(In the Nice Car)
ふかわりょう。ハートに火をつけて。今回もふかわりょうの名前に対しての声援が少なかったとのご指摘(笑)。
前回のナベプロライブの時も、駐車場にネプチューン待ちのファンがいたが誰も写真を撮ってくれなかったと嘆くふっくん。
今日は、入り待ちの子たちにいっぱいとってもらったので、ご機嫌だったそうです。
フォルダーの話とか、宍戸オープン(開)の話は面白かったけど・・・ネタは今ひとつ(笑)。

金の卵グランドチャンピオン大会。ピーピングトムの登場。4〜5年前はナベプロのライブチケットが売れずに
手売りしていたという懐かしい話題から。客席には親戚縁者しかいなかったらしい(笑)。あぁ、うらやましい時代。
いつもここから。なんだか急成長したってイメージの強いこのコンビ。今回は苦しみから逃れるためについズボンを
降ろしてしまう癖のある青年のネタ。真似できないテンポだよなぁ(笑)。観察力とか、なんか鋭いっていうんでもなくて・・・
独特の持ち味、マイペースぶりって感じがわりといいです。
18KIN。すごい今回は今までに比べて衣装が華やか・・・っていっても赤い服だっていうだけなんだけど(笑)。
18KINという名前が嫌だという話。街を歩いていても、商品名での「18金」と言われて反応してしまうらしい。
自分卑下ネタというか、内容がたいしておもしろい感じではなかったわりに、話のテンポとかでひっぱられていった感じ。
ここでも、納得行かないシリーズで歌をあげてて・・・。(ここでもと言うのは前日の東京オールスターでのことをさします(笑))
あと、燃えるゴミ、燃えないゴミは「燃やせないゴミ、燃やせるゴミがただしい」のではというネタ。それから、
“あぶらあげ”ってネーミングは何だろうというネタ。それから、一番笑ったのが“おいなりさん”
なんで食べ物で、おいなりさんだけが敬語なのかというネタ(笑)。確かにそう。
田村ゆきこ。今回は頭が真っ白になっちゃうことがたびたびあって、惜しいって感じでしたね。
ここでもフォルダーに関しての話が。今回のかぶりネタ賞。
レッズとしかず。登場と同時に「えっ」というざわめきが。というのも、野上からの改名があったこと知らなかったから。
ネタの雰囲気は変わらずです。バイト研修のネタ。改名はいいけど、覚えにくいな、この名前。
今回、気が付いたのですが、この方って若かりし頃の貴さんの声に似ているのね。一昔前のディレクターの格好を指摘して
くれたのは嬉しかったです(笑)。「おまえらは中途半端っ。どうなっているのの小倉の隣に座っているアナウンサーくらい
中途半端でブサイクッ」っていうセリフにかなり会場、大受け。私も小受け。
大隈イチロウ。いきなり寝転がっての登場。部屋着でお絵描きをしながら寝転がって「犬飼ってよぉ〜」と叫んでいる男の子。
(寝転がってとは言っても、ちゃんと舞台を考えて、机を土台にして高い位置で寝転がっている。)
「犬飼ってよぉ〜。ちゃんと就職活動するからさぁ。」この時点で“やられた〜(笑)”と思いました。
「お見合いするからさ〜。ノリピーと結婚したいってもう言わないからさぁ〜」といいながら、体を本当にクネクネさせて
ダダをこねる青年(笑)。なんか、その辺にいそうですごいツボ(笑)。

大隈イチロウさんと18KINの決選投票でグランドチャンピオンは18KINに決定しました。

T・I・M。今回はハァナミ(花見)のネタ。スーツ着て、ゴルゴさん葉巻くわえて、レッドさんは前髪降ろして。
コントの最中に客席から女の子を1人連れ上げてしまって、即席3人コントをしだすなど、かなり勇気あるネタ。
私は途中で飽きちゃった(笑)。ごめんなさいね。
今回の太田プロからのゲストはスマイリーキクチ。電車の中での女子高校生の会話とファンの熱狂ぶりについて。
もうね。この方の毒舌をきくだけで近頃は私、幸せです(笑)。
ここでもスーパーナイトの話題が。泰造さんと無理やり写真を撮ろうとしたファンに周囲にいたファンが
「かわいそぉ〜、かわいそぉ〜」と言っていた場面を見てスマイリーさん「あれであの彼女は、一日ですっかり悪者ね」
女子高校生の茶髪について「柴犬」、「○○って超きもいよね〜」という発言に「おまえの方がきもいよ」とつっこむスマイリー。
私は大好きだっ。ストレスが解消できる気さえするぞ。
ピーピングトム。今回は「素晴らしき世界旅行・幻の部族 暴走族の生態。」
森本レオ調のナレーションに合わせて、いわゆるツッパリスタイルの衣装の2人。なんか映画「どつきどつかれ」を
意識しているのか、まぁ、とてもお似合い。暴走族の準備体操は屈伸運動がつまりうんこ座りですね(笑)。
深呼吸はもちろんビニール袋を手にして・・・です(笑)。好奇心旺盛な彼らは観察するのが好きという設定で、
お互いの目をそらさずに次第に求愛のダンスに変化する様は、お見事。
ボキャブラリーの少ない彼らのケンカは体の欠陥を言うくらいしかない・・・・。
「おまえの鼻の穴は4LDKかっつうーの」「おめぇの目が離れすぎているから、さっきから目があわねーんだよっ」
彼ら部族の得意とする四文字熟語で貞雄さんが書いた「高地東急」は「高知東急」なんじゃないか・・・と揚げ足とり。
最後は更生して、普通の社会人になるというネタだったんだけど、衣装替えでもしかしてミスったかな?
ネプチューン。バイト先の名倉さんを自宅に招いた健ちゃんと、その健ちゃんのアニキ、原田泰造の3人のコント。
久しぶりで名倉さんと自分の弟を間違える泰造兄さん。シャドーボクシングのまねごとでパーでパンチをする健ちゃんと
グーで受ける泰造さんが一番、受けた(笑)。
歌手に憧れる健ちゃんとアニキ・泰造で歌うのは「ど根性ガエル」・・・・?
先輩・名倉さんも歌手志望だったことがわかり3人で歌うのは一世風靡セピアの替え歌「やるきまんまん」
「がむしゃらに走る〜」と始まって、“そいやそいや”で健ちゃんと泰造さんが名倉さんの胸を触り、
名倉さんが“いやんいやん”と手をふりほどき、また“そいやそいや”で兄弟が今度は名倉さんの股間を触り、
それを名倉さんが“いやんいやん”と払うというエロティックな歌(笑)。
これでキレた名倉さんを止めようと、泰造さんが「おにぎやかにっ、おにぎやかにっ!」・・・・・・・。
名倉さん「静かにしろ、だろ。普通!」

エンディング。ピートムさんからはTBSのレギュラーが決まりそうという話題、ネプチューンからは4月からのレギュラー
「ネプヤリ」(あ、もうすでに略称)が始まるというお知らせが。
みんな忙しいねぇ。ビデオも出るようです。詳しくはカレンダーにて。

ところで、帰りもすごかったらしく(私はさっさと帰ったけど)名倉さんが載っていた車は指輪のついた女の子たちの
手でバンバンッ叩かれ、名倉さんマジギレ。たまたま後ろに載っていたピートムの今村さんが、
今村さんファンの女の子のために窓をあけたら、そこからプレゼントがどどどーっと車内にほうり込まれる始末。
ボンネットに乗った女の子もいたようだし・・・・小倉さん、どうなってるの!?結城貢のお料理バンザイッ!
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