お笑いライブ in EBISU 1998年10月17日 恵比寿ガーデンホール | |
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1998年10月分の月一回の恒例の渡辺プロライブのスケジュール発表がなかった。 今月はないのかなぁと思いきや、あれ?テレビでマツモトキヨシPresentsとかいうライブの告知が・・・・。 ネプチューン、ピーピングトム、やるせなす、ビビるが名を連ねているではないか。 あげく、ファンクラブの情報ダイヤルで確認をすると、他にも大隈いちろうくんやアクシャン、T・I・M・・・ と、ほとんどの主要メンバーの名が挙がってくる。これでは別名「裏ナベプロライブ」だ。 皆勤を狙っている私としては、なにがなんでも行きたい。 で。それからというものハガキを大量に買い込み、会社の友人みんなに書かせ、 かなりの枚数を出したのだったが案の定という感じで1枚も当たらないまま、悔しさを抱え当日を迎えたのである。 当日の朝・・・・私の晴れない悔しさをあらわすような台風による雨空を眺めながら考えた。やっぱりあきらめたくない。 とりあえず、誰かのチケットが余っているかも。マツキヨ得意の王子様でも現われて入れてくれるかもしれない・・・ そう思って、入り待ちの時間に会場へ到着。出演者の入場入り口は、やはり雨だろうが台風だろうが、 追っかけの子が囲んでいる。このなかに誰か1枚でも、余っている人はいないのだろうか・・・・。 だが、そう世間は甘くない。開場時間が刻々と迫りつつあるが、相変わらず余ったチケットは得られないまま・・・。 だいたい2万通の応募があったらしいんだな。それもかなりの関係者席も設けられていたようだし。 なかには1グループで8枚とかそういう当て方をした幸運な人もいたらしい。一体どういう抽選をしたのだ? なんてことを言ってても仕方ない。苦手だが、最後の手段、大人の女大作戦を決行することにした。 結果。なんと。・・・・チケット入手っ♪やったぁ、やったぁ〜、ワーイワーイッ!大人でよかった。 というわけで開演時間ギリギリに会場内へ。キャパが700あるだけあって、かなり広い。でも、空席も目立つ。 フジテレビ主催とあって司会はフジテレビの藤村アナウンサー。まずはマツキヨの宣伝というか、説明から 始まって、次はマツモトキヨシの寺田専務のご挨拶。うーん、イベントっぽい。 さてさて。寺田専務の挨拶も終わって、開演だぁ。会場が暗くなって流れてきたのは・・・ナベプロの音楽と同じ曲。 やっぱり裏ナベプロライブという言い方は正しかったのだ。 トップはなんとT・I・M。伸ばしていた髪をバサッと切って、かなり茶色(というか金髪に近い)にしたレッドさんの 登場に会場に歓声が湧く。ネタというよりトークみたいな感じで、客席にいた子供を舞台にあげて 「炎」を教え込んだりと、イベント色豊か。面白いか面白くないかで言うならば、面白くない(笑)。 ショートコントをつけ加えて、かなり長めのT・I・Mの持ち時間は終わり。 2番手は大隈いちろうくん。こちらはちゃんとネタを用意してきました。ネタは「指揮者」 舞台照明などをうまく使って、短めにまとめてあって良かったと思います。 次に出てきたのは、18KIN。ネタといえばネタ。だけどなんていうか、今までのナベプロライブの総集編 みたいな感じでした。見事にいろんなのが混ざっていて、長さも中途半端で。 でもそうかぁ、この人たちのように漫才となると、使いまわしも大変だよなぁ。 お気づきかと思いますが、今回長さにうるさいのは、実はこのあと、他のライブと掛け持ちで間に合うかどうかで 心配していたからなのです。このマツキヨのライブは終了予定時間が17時となっているのに、この時点で 軽く16時半くらいになっていたんです。押しているよぉ・・・と、ドキドキしながら見てました。 さ、続けましょう。次はアクシャン。こちらは杉崎さんの24歳おもらし事件から。文字通り、つい最近、友人の 芸人宅で、夢を見ていてそのままおもらしをしてしまったという事件でした。700人の前で告白するその勇気(笑)。 そして、少しショートコントをやっておしまい。まさしくイベントのペース(笑)。 次はやるせなすだったかな。ごめんなさい。ビビるとの順番がわかりません。 やるせなすは、スケッチブックを持って登場。「物にも言い訳がある」と題し、いろいろと答えていくという企画。 やるせなすの企画物を見るのははじめてです。後で知ったのですが、これは新番組争奪ライブの優勝記念に やっているラジオの企画のライブ版だったわけですね。 例えば「自動販売機に入れてもすぐ戻ってくる10円玉の言い訳」 「どうも機械が苦手で・・・」 という感じなんです。あとはですね。会場の人間に「石井ちゃ〜ん」と呼びかけてもらって「で〜す」と答える 最近の石井さんのお気に入りコーナー(?)とか。こちらもイベント色強し。そして、中村くんの毒キツし(笑)。 ビビる。こちらはわりとスッとショートコントへ突入。ショートコントの内容に関しましては・・・・他のイベントを 参考にしてください(レポートの手抜き(笑))。 ここで待ってましたのピーピングトム。入りのときに入り口を間違えそうになって「うそー」と呟きながら、ファンに 誘導されていた貞さん(笑)。そんな貞さん、ちゃんと衣装に着替えてます。あの一張羅のスーツです。 登場のときに、いきなり舞台が華々しく色とりどりのスポットライトになって、えっ?なに?と思ったら ただ単に、傘をギターに見立ててミュージシャン風に登場・・・それだけのことでした(笑)。 どうも、先日のサンデージャングルでの「ビジュアル系お笑い」と言われたことを意識してのことだったそうで。 テンポとか、相方との息の合方とか、やっぱりピートムはうまいですね。ショートコントでしたが、かなり わかりやすくて、「たまたま当たっちゃって」とチケットを入手した人たちには、よかったんではないでしょうか。 ちなみに、フリーフォールのパート3やってましたよ。←トークライブ行った人だけがわかる・・・。 そしてネプチューン。なんか客席にまたしても過剰参加型のお客さんがいて、最初なんかいやな雰囲気が あったんですけど、名倉さん「ちょっと(そのファンの子を指して)つまみ出しといて」と言った瞬間に 健ちゃんが名倉さんをつまみ出そうとして無事ことなきを得ました(笑)。 ネタはおなじみのショートコントと、4月のナベプロでやったネタ(名倉さんのお姉さんに恋する健ちゃん)の ショートバージョンと結構長めでしたね。 エンディングではみんながそろって登場して一人一言言っておしまい。ネプからはCDの告知が出ました。 あ、あとサインボールの投げプレゼントもありました。なんかアイドルみたいな(笑)。 この時点で時間は17時40分くらい。慌てて次のライブ会場である「新番組争奪ライブ」に向かった私でありました。 今日は、まぁテレビ告知の抽選だったこともあって、初めてライブを目にする人たちも多かったんでないかな。 だってショートコントに対するウケが異常に大きかったもんなぁ。 ちなみにマツキヨさんからはおみやげに休足時間シートとスプレー、Banスプレー、歯磨き粉、歯ブラシ、 フリーアンドフリーをもらいました。どうもありがとー、マツキヨさん。そして誘導係のお兄さん、ありがとー。 |