太田プロライブ 1998年11月9日 芝abc会館ホール

余裕の指定席。嬉しすぎ。友人との待ちあわせの間、ずーっとすることがないので入場の仕切り具合を
見ていても、実に清々しい。手際がよくて、見てて安心である。しかし、あまりに暇だったので、気になったことが1つあった。
一度だけ舞台上で見たことのある佐々木雄一郎くんが入場の仕切りスタッフとして頑張っていたんだけど、
合間にスタッフのモノマネ芸を披露していた。なんだか、あの肝心な舞台では受けをとれないのに…と、憐れになった。

司会はいつもの彦麻呂さん。最初は新人さんいらっしゃいのコーナー。(タイトルこれでいいんだっけ?)
トップはキャンディピース。喫茶店コントをやった3人。改めて3人のバランスの難しさを考えた。
東京アナウンス学院の生徒さんだとかいうことで、声は通っていたなぁという印象程度。
PLUS ONE。雑貨屋コント。ボケのキャラがどこかで見たことあると思ったら、「とんねるずの
みなさんのおかげです」でのりさんが危ないファンをやったキャラだ。無意識に取り込んじゃうんだろうなぁ。
部長クラス。どうもルックスが強烈らしいのだが、雰囲気はわかるものの最後列に近い席からは残念ながら、
その特異なルックスは見極めることが出来なかった。床屋のネタ。床屋って商店街のなかでもネタにしやすい店
なんだろうねぇ(笑)。みんなやるもんね。ちなみに「床屋」は放送禁止用語らしいです。
360°モンキーズ。新陸上部のネタ。面白いんだけど、なにかが足りない。なにが足りない?華か?
西岡すみこ。最近のテレビのネタと自分がバイトしているペットショップの話。この人のネタを見てて、ふと思うのは
面白いけども、それはこの西岡すみこさんが面白いんではなくて、出会った物や人物が面白いんじゃないのかってこと。
同じく街の出来事をネタにするスマイリーさん(今回お休み)は、それを見たスマイリーさんなりの感想が面白いなぁと
思うんだけど・・・・。
末吉。かっこわるい、すっきりしない3連発っっっ!元気のないときに、こういう人のネタを見ると気持ちいいです。
初回はひいたけど、2度目からは、クセになる感じ(笑)。とにかくテンションが高い。こういうのもアリです。
Wクラッチ。セリフあわせ。とても考えられているネタです。まず、ふつうに本読みをする。棒読みに近い状態で。
そして実際に演じてみると違う意味になる・・・というネタ。例えば、「好き?どう?」「ごめん・・・」という読みのあとに
剣道の格好で「こてっ、胴!」「おめーんっ!」と微妙にボキャぶる。
市村・近藤。修学旅行のネタ3本立て。近藤くんのキャラに釘付け。彼のセリフの1つ1つ逃せないという感じ。

プラックパイナーSOS。同窓会に行きたいという父親(山野くん)を、なんとか誤魔化して一緒に連れて行く
というネタ。いやぁ、ルックスいいよなぁ。見ました?爆笑王のポスター。アイドル顔ですよぉ、と話がずれた。
父親が同窓会に行きたい理由が息子の同級生「鈴木あみ」ちゃんに会いたいということなんだけど、実名が出た
ことで、なんか微妙じゃないか?という変なリアル感が生まれてしまいましたとさ。
渡辺プロダクションからのゲスト・やるせなす。駅員FANネタ。今回、気のせいか中村くんのテンションがおかしい。
この理由は翌日のシアターDで判明。相変わらず、お上手です。お笑いというか、上質のコメディーを見ている気分。
エルトンGOタカーズ。万引きでポン。今のお笑いで、体型キャラで生きているのは、×−GUNの西尾さんと
エルトンの関塚くんだよね。おデブさんで、トロいかと思わせて身動きはやいだけで面白いもん。
ちなみに私は近頃の×−GUNのボキャブラネタ、大好きです(笑)。
スープレックス。学園祭で漫才をやることになった男子生徒2人のネタ。これは面白かった。
ものすごく素に近いものを感じて、「どこまでが素なの?」という感じで。でも素じゃないんだよなぁ。面白かった。
ネタが上手く行かずに、やめると言い出すヤンキー入ってる川島くんに突然、逆襲されて
好きな人の名前を発表されてしまう秋永くん。それで激怒した秋永くんが、今度は川島くんの
好きな人の名前を発表しようとする・・・。いやーっ、面白かった。
底ぬけAir−Line。あてぶりシリーズ。今回は一休さん、ミッキーマーチ、ウルトラマン、筋肉マンなど。
ミッキーマーチは秀逸ですよ。鳥肌ものです。上手すぎます。もう、お笑いに興味ない人にもどんどん見てほしい。
芸術の域達していると思うくらい、高く評価させて頂きます。
U−turn。対馬さんが教育実習生として赴任した学校には、ミッキーマウスの格好をした土田先生が。
やっぱり笑ってしまうのは、土田さんのキャラでのみ・・・。うーん。
ノンキーズ。31歳の3流大学3年生・白川さんと同級生の山崎さんが合コンで、ボケとツッコミで笑いをとり人気を
集めようとするが・・・・というネタ。

企画コーナー(例によってタイトルをすっかりと忘れています)では、太田プロ内のバカのチャンピオンを決めようと
いうクイズ合戦。「今の日本の総理大臣は?」との質問に川島くん「田ぶち」惜しいです(笑)。
「“小豆”、さて、なんと読みますか?」という問題では秋永くん「おまめ」。間違ってはいない気もするけど・・・。
ということで、川島くんと白川さんの接戦でしたが、川島くんが初代太田プロバカのチャンピオンに決定。

エンディングが終わり、終了。

が、今回はこのあとにハプニングが。帰り、やるせなすの石井さんがマネージャーさんに両脇を抱えられながら
苦痛に顔をしかめて帰宅・・・。なにが一体あったんだろうと、ファンの子はめちゃくちゃ心配してました。
この、裏事情を知ったのは、翌日のシアターD・・・。太田プロライブの舞台裏の話もついでに聞けて面白かったぁ。
舞台上より面白い舞台裏話。概して、そんなものなのかも知れないな。
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