シアターＤ スペシャルオールスター １９９８年１１月１０日 シアターＤ

前日の太田プロライブでのやるせなす・石井ちゃんの腰強打の噂が心配で、 本当に出演できるのか疑問に思いつつ会場前につくと、やるせなすファンの友人曰く 「元気に会場入りした」とのこと。しかし、痛み止めを打っているとのことで、まだ心配です。（ほとんど親心） いきなりＭＣでやるせなす登場！心配の種が、まぁ・・・憎たらしいほど元気そうに登場（笑）。 石井ちゃんの「３、２、１、ワンッ」という新ギャグの披露から入り、なぜか「ヤッホー」で会場の拍手を誘う。 中村くんは？の状態で相方をすっかり引いてみてる始末（笑） 当然のことながら、昨日の腰強打事件の話題から。実は入りの時にも会場前ですっころんでいたらしいが、 やはり強打に至ったのはエンディング直前だったらしい・・・。 簡単に経緯を説明すると、エンディングでゲストが最後に紹介されるためにスタンパイしている最中に 同じくゲストの底ぬけＡｉｒ−Ｌｉｎｅの古坂さんとプロレスごっこをしていたらしい。そこで石井ちゃんが蹴りを かなり高位置で決めようとして、空振り。そのままドスン。中村くん曰く「ペチャ」っという音がしたというくらい、 床に叩き付けられつつもエンディングでは、その相方中村くんから「なんかやれ」という指示がでて、 なんとか「いしいちゃんでーすっ」など、何事もなかったように振る舞ったが、幕がおりた途端に動けなくなったらしい。 石井「あんときの“いしいちゃんでーす”は最後のいしいちゃんでーすになると思った」・・・本当にそうなってたら劇的だよね。 その後、スタッフに寝かし付けられて、湿布替わりに「熱冷まシート」を腰に張られて応急処置。 その状況を知らずに控え室にいる中村くんのところに、ブラックパイナーＳＯＳの内藤くんが、 「石井さん、やばいっすよ！」と報告。駆けつけた（？）中村くん、動けない石井ちゃんを見下し 「ほんと、サムいな。ほんと、きっついなぁ」と冷たい一言（笑）。中村くんは「仮病だ」と言い張っていた。 ちなみに、古坂さんはこの事態を知らぬ間に帰宅したらしいけど（笑）。 石井ちゃん、家へ帰宅するも、湿布などを部屋に持ってきてくれる母親とともに用もないのに父親が一緒に顔を出し 「おまえ、何やってんだよ・・・・」「だからいつも言ってんだろ」と説教までされて・・・（笑）。 プロレスごっこだもんなぁ（笑）。・・・・ま、本当に何事もなくてなによりでしたよ。 中村くんはエルトンの篠くんと日野まで訛って遊びながら、１時間半帰ったら喉を痛めたらしいし（笑）。 この日、中村くんは舞台裏で「役入りゲーム」をずっとしていたという。とにかく、役を決めたらずーっとその役を こなすというゲームらしい。最初は、中村くんが舞台に備えてネタ帳を見てたら、空のペットボトルの後ろから スープレックスの川島くんがジーッと見詰めてて、「兄さん・・・？」とゲームの開始を合図（笑）。 中村 「おまえの方が父さんかわいがっていんだよ」 川島「そんなことない、母さん泣いてたよ・・・」と続いたらしい。ま、即興コントみたいなものですかね（笑）。 中村くん、この役入りゲームをどう締めくくろうかと考えていたときに、ちょうど衣装でスーツを着て通りかかった Ｕ−ｔｕｒｎ・対馬くんに「父さん？」とネタをふり、対馬くん「うちには兄さんはいない・・・」で、 無事「兄さん」ごっこは感動的に終了。その様子を、ノンキーズの山崎さんがずっと見てたので 「山崎さんも入りたいんじゃないんですか？」と中村くんが声をかけたら 「いいや、私は入りたくないっ♪」と女言葉で返してきたので、川島くんが「あら、姉さん・・・」 ここからはおかまちゃんごっこ（笑）。おもしろすぎやしないか？ ネタのことを“レビュー”と呼んで、「じゃあ、私レビュー行ってきます。稽古しなきゃ、あっ、それっそれーっ♪・・・ じゃあ、行ってきます♪」と、舞台上に上がってって・・・とずーっと遊んでいたらしい。 もちろん舞台では普通に通常通りのネタをやるわけです。あぁ、その変化ぶりが見たかったぁ〜。すっごく面白そうっ。 オチがないままずーっとおかまちゃんごっこをしていたら、土田さんが 「専門的なこと言わせてもらうと・・・サオは後。女性ホルモンがね・・・」と“ハカセ”というあだ名の役所で登場。 結局、このおかまちゃんゲームは打ち上げまで続いたらしい。 昨日のやるせなすの駅員ネタの中村乗務員がどことなくテンション高くおかまっぽかったのは、そのせい？（笑） もう、お気づきかもしれませんが、トークがながいっ。この時点で２０分経過。終了は何時よぉ・・・？ ドランクドラゴン。塚地くんの双子の妹がネタあわせに来るというネタ。何回か見たことあるなぁ。 でも相方を「素人同然で親しみやすい〜」とツッコんだりするところが好き。 西岡すみこ。太田プロ所属ということで、昨日の石井ちゃん話から。石井さんの顔がいつもびっくり顔しているので、 痛いのか痛くないのかさっぱりわかんなかったという（笑）。病院に連れて行こうということになったときに「病院いくなら 女子医大お願いします」とつぶやいたらしい。他に、原宿でのストリートミュージシャンネタと、ペットショップのバイトの話など。 ペットショップの話は昨日聞いたばかりだから、まだいいんだけど、ストリートミュージシャンは数ヶ月前に聞いたネタで そうなると、なんかすっごく作り話っぽく聞えていやだなぁ。ペットショップの話では、７万円もする犬の洋服をお客さんに 渡す前に着てみたくなって破ってしまったけど、まさか人間が着るなんて思わないだろうし、このままトボケるべきか、素直に 謝るべきかの会場内多数決。結果は「すっとぼける」。 野口製作所。テレクラでの待ち合わせのネタ。うーんっと・・・・、オチが寒かった。でもその寒さを相方が「汚点だ」といって ひっこんだところだけは評価しよう。 ハイセンス。かすかな記憶しかない。印象薄し。漫才で・・・・えっと、芸能界の結婚の話かな。 がんす。めちゃくちゃ古い感じのコントの２人・・・・そう評する以外に・・・。地獄の教室に転校してきた生徒のネタ。 拳銃のおもちゃをオチに使用してたけど、なんか受け入れられないタイプのネタなんだよねぇ。 再びＭＣ。やるせなすと同期の西岡すみこを交えてのトーク。 太田プロライブにネタ見せに来た２０人くらいの女の子で、渡辺プロの芸人さんで一番誰がかっこいいかという話を した時の話題。１位は断然、ネプチューン・原田泰造。 入社したときに、石井さんは泰造さんに似ていると言われたらしいんだけどね（笑）。 その後は杉本哲太に似ていると言われたらしく、この日は杉本哲太のパンチラを覗くときのマネまでしてくれた。 ２位がピーピングトムで、どちらもかっこいいので同時入賞。そこで中村くんが「貞さんってかっこいい顔なの？」と 言ったもんだから、会場から「かっこいい〜」という声が。かっこいいよぉ〜。←私個人の声。 ３位はすごく競ったけど名倉さん、と発表があると、会場から「え〜っ」と批判的な声。 同時にふかわりょうさんの名も挙がってきて、それに加えて今度はゴルゴさんまで・・・。 これには納得行かない様子の中村くん。中には、に１人だけ熱狂的に石井さんを薦める女の子もいたとか。 ここで石井くん論議になって、中村くんと石井さん、どっちがいいかと表決をとったらしい。２０人中、西岡すみこは 中立の立場、中村くん派が１８人、石井派が１人。中村くんの評としては「乙女チックだから」という意見もあったそうで、 これには中村くん「確かにな、占いとか好きだし」と認めて自分の朝の番組の占いチェックぶりを説明。 中村くんはしきりにレッドさんをご推薦。石井さんは杉崎さんやゴルゴさんを挙げていた。 確かにみなかっこいいよなぁ。会場からは安井さんがかっこいいという声が多く・・・。 ここですでに再びお気づきでしょうが、トークが長いっ。ここでも２０分あまりしゃべっている。 タイムトラベラー。タイムトラベラーのツッコミの方がどうしても何しても生理的にイヤです。笑いながらツッコむという時点で もうダメなんです。その笑いがなんか素直な笑い顔じゃなくて・・・あぁ、ごめんなさいまし。 ＣＯＬＯＲＳ。交通事故で再会した３人が事故現場で同窓会をしちゃおうというネタ。憐れなほどに受け入れられて なかったですね。客層とＣＯＬＯＲＳの色がかみ合わなかったという感じでした。 天然超ズ脳。後輩にバカにされつづけている先輩が、なんとか後輩を見返そうとするネタ。特に印象に残らず。 今の世の中、誰でも芸人って名乗れるんですねぇ・・・。芸人に才能は必要ないのかなぁ・・・。必要だと思うんだけどなぁ・・・。 シャカ。伴先生の全校朝礼ネタ。もう、大熊くんのしゃべりだけで、もうシャカの世界に取り込まれてしまいます。 見たことあるネタでも、とにかく大熊くんの口調を聞いているだけで、おかしくなってしまうから不思議です。 「先生いうなれば、これ・・・・がっくり支店長です」とした上で、しばらくたって今度は 「先生いま、いうなれば、これ・・・・がっくりエリアマネージャーです。」「昇進した・・・・」・・・素敵です。 しかし、後半の歌の部分はどっかで聞いた覚えが・・・と思ったら、ダウンタウンのごっつでやってたヤツでしたね。 牛肉オレンジ。選挙の応援演説ネタ。候補者であるオレンジさんが「辻本でございます」と名乗ったときに会場が ざわついたのはなぜ？本名を名乗ったから？その辻本さんは、私、好感持ってみています。 私の好きな山崎まさよしさんのマネ、上手だし（笑）。 ここで三度、ＭＣ。今度はドランクドラゴンとやるせなす登場。先日の後楽園のイベントで始めてしゃべったという２組で、 まず自己紹介から。鈴木さんの顔色が真っ白で悪いというと、相方・塚地さんから「中村さんも顔色悪いですよね」と 土色の顔色を指摘されてました（笑）。先日の後楽園ではドラドラが優勝して「Ｗｅｂ ＴＶ」をかっさらっていったそうで、 たまにお笑いのページとか見ているらしいです。中村くんもインターネットやりたいらしいですよ。どうぞ、どうぞやってください。 ネタを作ったことのない鈴木・石井コンビと、ネタ作り担当の中村くんと塚地くんのコンビでショートコントを作ろうということに。 中村・塚地コンビがまずは団地妻のショートコント「サスペンス」。団地妻が近所の事件を目撃したというネタ。 女役の中村くんを見るのが久々か初めてなんで、なんかとっても新鮮。最後はお決まりのサスペンス効果音でオチ。 石井・鈴木コンビは“食べない刑事”（コンビ名らしい）のショートコント。「花火」 鈴木「あ〜、やっぱり花火はきれいだなぁ」 石井「（作業員風に火をつけている）・・・・・・ドカーンッ」 鈴木「おまえが飛ぶのかよっ！」 くじけずにもう１本、ピットに入った車のタイヤ交換で自らがタイヤになる「Ｆ１」。もう１つ、「１００メートル走」 鈴木「１００メートル走始めます。走者は位置についてください。位置について用意ドンッ（走り始める）」 石井「おまえが走るのかよっ」おおっ、石井ちゃんがつっこんだ（笑）。 三度お気づきかと思いますが、トークが長いっ。このパートだけで２５分です。 ホームチーム。スーツ姿で２人が登場するが様子がおかしい。「みなさんもお気づきでしょうが・・・時間がかなりすぎています」 ということで、衣装を着たまではよかったが、用意してきたネタでは長すぎてダメ・・・ということでフリートークに。 可哀相に・・・なれないフリートークをなんとか時間まで持たしました。 ダンディー坂野。いつもの様子で彼は悪くないんだけど、ただダレちゃって（笑）、なんか疲れました。 「サンキュー、マニファクチャー」 ラーメンズ。こちらも時間の都合で、ショートコント。初めてみました。最初に出てきた途端に、小林さんの方が前髪を 降ろしていて、あかんべーの要領で目を垂らして「ヒムケン（バナナマンの日村さんのことです）」と言ったのが一番受けて しまいました。ショートコントはなんかどこか懐かしい感じでした。 久しぶりに会う友達にこんな挨拶はいけないシリーズ／ティッシュ配り／ドアが開く音／ おかまピッチャー／金庫のあく音／尾崎豊の歌で片桐拳法／人生ゲームのルーレットの音／ネコ型布施明 イヌ型布袋／にらめっこ／合格発表 やるせなす。先日、あっさりと作って「自分は天才」だと言わしめた中村くんの作品・ものすごいプラス思考の男のネタです。 ＭＡＮＺＡＩ−Ｃ。出てきても、客席の反応が鈍くて驚いたことでしょう。彼らは自分の出番まで、外でお茶・・・というか 酒に弱い西野さんがお酒を飲んできてしまったそうで、この事態の理由をつかみきれていなかったようなんですが そりゃ客もだれるっちゅーの。この時点で１０時なんですよっ。６時半に開場してから立ち見も軽く３０人くらいいる、 この会場内で、この時間まで集中力を保つのはかなりキツいでしょう。と、いうことでただただ、西野さんが酔っ払っていた ということしか覚えていません。それにしても森さんのツッコミの不器用さは変わりませんねぇ・・・。 最後の告知では、ラーメンズ学祭営業少ないのよねぇ〜自慢(？)でおわる。 会場を出ると１０時２０分を回っていました。３時間２０分＋開演までの３０分、およそ４時間立ちっぱなし。 やるせなすのＭＣが楽しかったからいいものの・・・・長すぎよぉ〜っ。